「日本一のフェラーリ遣い」と評されたレーシング・ドライバー、太田哲也選手。
1998年5月3日、雨の富士スピードウェイで、ローリングラップ直後にクラッシュ事故に遭い、全身火だるまの重体となるが奇跡の生還を果たした…。
「クラッシュ」や「リバース」の著書の他、最近では車雑誌等で連載を持っている太田選手ですが、上記の事故の訴訟にて、主催者側と和解となった模様です。
以下、抜粋です。
=====================================================================
地裁判決はレーサーと主催者側が交わした「事故が起きても損害賠償は請求
しない」との誓約書を「著しく不当、不公平」と判断。消火救助体制の不備
などを理由に約9000万円の支払いを命じていた。
会見した太田さんは「誓約書を求めながら安全対策を行わないモータースポーツ
界に未来はないと思っていた。育ててくれた業界を訴えるのは苦渋の決断だった
が、今後の発展を願う気持ちは同じで、握手できたのはうれしい」と話した。
=====================================================================
当時、自分は車に興味を持っていなかったので、この事故の事は全然しらなかったのですが、数ヶ月前、たまたまつけたケーブルTVで「クラッシュ」をやっていていました…。
で、その中では丁度その事故シーンも写っていて…。
一気に燃え上がる車体を見て、恐怖しました…。
今、自分はジムカーナやサーキット走行をしていますが…そうなんですよね…。
主催者に提出する誓約書には
「事故が起きても損害賠償は請求しない」という記述があるんですよね。
一番最初にこの記述を見た時は正直、「うわ!なんて無責任な…」と思いました。(^^;;
確かに自己責任の世界になっているので、参加者同士でぶつかったても参加者同士で話つけてね…というものですからね。
いや、一番最初に行った桶川のミニサーキットの時に、まぁ、たいした事故ではないんですが、参加者同士でぶつかっちゃったのを見たもので尚更怖さがあるんですよね。
当然ながら、保険も効かないし…。
ま、太田さんの事故の場合と、そこらのアマチュアが走っているサーキットでの話は、ちとレベルが違うと思いますが、とりあえずは主催者側も不手際を認めたようで、とりあえずよかったですね。
みなさんは、この「事故が起きても損害賠償は請求しない」という誓約書って…どう思いますか?
ソースはこちら
↓
ブログ一覧 |
いしゅのくるま生活(ニュース編) | クルマ
Posted at
2005/07/29 17:25:10