
日付にして7月21日。
ずいぶんと前のネタですが、記録として残しておきますね。
題名の通り、Ninjaのメンテです。
走行距離は「38,055km」
今回のメンテ、なんと3人の助っ人に手伝っていただきました!

左:タクさん →
タクさんブログ
中:koo君 →
koo君ブログ
右:らいがーさん →
らいがーさんブログ
タクさんとらいがーさんはご近所さんですね。
koo君は、何とこの為に(?)はるばる名古屋から来て頂きましたw
大きく3つのメンテを行ったんで、順々に書いていきますね。
まずは、「クラッチ板交換」です。
用意するものは
①13088-0039 ×2セット (税抜き¥800 ×2 =¥1,600)
②13088-0038 ×3セット (税抜き¥800 ×3 =¥2,400)
③13089-0021 ×4セット (税抜き¥470 ×4 =¥1,880)
④11009-1872 ×1セット (税抜き¥1,010)
①がプレート(フリクション)茶色の凸凹した外側2枚で、
②がプレート(フリクション)の茶色の凸凹した内側3枚で、
③がプレート(クラッチ)鉄の輪っか4枚です。
④がクラッチカバーのガスケットです。
んで、写真見て分かるとおりガスケット以外、全部1枚ずつ多く発注しています。
念のため・・・・・・だよ念のため。
間違ったとかそんなんじゃないんだからね!
まずは、エンジンオイルを抜きます。

オイルパックも必要ですねー。
その後クラッチカバーのボルトを外します。
パカッ

ごたいめーん。へぇーこんな風になってるのか。
この丸い板の中にクラッチ板が入ってますよー。
早速クラッチ板を交換・・・・・・の前に、クラッチカバーにこびり付いた古いガスケットを剥がします。

Ninja250Rのクラッチカバーに使われているガスケットは、「紙」製であります。
そのせいか、よくこびり付くそうですよ。
ガスケットを剥がしつつ、新品のプレートをオイルに浸しておきます。

これは、別にしなくても良いらしいですが、オイルに馴染ませるためにね。
ガスケットを剥がし終え、いよいよクラッチ板を解体します!

4つのボルトを緩めると外れますよ。
4つのボルトで、スプリングを押さえつけています。

このスプリングもへたるそうで、使用可能限度の長さがあるらしいです。
(使用限度:37.6 mm)
ノギスを持ち合わせていなかったので、長さ測ってません(オイオイ
まぁ、koo君が6万キロでクラッチ板交換したとき、スプリングの使用限度超えてなかったらしいので、
大丈夫でしょうw
クラッチプレートには切り欠きがあり、それを合わせて重ねて、
装着! スプリングを入れて、ボルトを締めます。
このとき、締め付けトルクがありますので、締めすぎは禁物ですよー。
「クラッチスプリングボルト:8.8 N·m (0.90 kgf·m)」
装着し終わったら、ガスケットを付けます。が、その前に淵にシリコングリスを塗り伸ばします。

今度ガスケットを外す時に、ちょっと外れ易くなるとかならないとか。迷信の域ですかねw
んで、ガスケット装着!
んでんで、クラッチカバー装着!

クラッチカバーのボルトにも締め付けトルクがありますよー。
「クラッチカバーボルト:9.8 N·m (1.0 kgf·m)」
はい、とりあえずクラッチ板交換完了です!
-作業ヒトコマ-
続いて続いて、「ブレーキキャリパーオーバーホール」行ってみましょー。
用意するものは
①フロントキャリパーダストシール 43049-1061 ×2セット (税抜き¥440 ×2 =¥880)
②フロントキャリパーオイルシール 43049-1060 ×2セット (税抜き¥790 ×2 =¥1,580)
③リアキャリパーダストシール 43049-1064 ×2セット (税抜き¥270 ×2 =¥540)
④リアキャリパーオイルシール 43049-1063 ×2セット (税抜き¥330 ×2 =¥660)
ダストシールとオイルシールは、若干厚みが違うので見た目で分かると思いますよ
フロントキャリパーから。フルードタンク開けます。

うわぁ・・・・・・美味しそうな御紅茶・・・・・・汚すぎますねw
交換時期とっくに過ぎていますが、初めて交換します♪
リアのフルードタンクも、モチロン・・・

紅茶よりウーロン茶の方が近いかもね!
キャリパーの後ろにチューブを突っ込んで、フルードを抜きます。

レバーを握ったりしつつ、眼鏡レンチを開け閉めすると徐々に出てきます。
※ブレーキフルードは一般的に、塗装に付着すると、塗装を侵食します。
タンクやカウルに付着した場合は、水またはパーツクリーナー等ですぐに洗い流してください!!
ダストシール外れましたー

パッドに近い側がダストシール。オイルに触れている側がオイルシールですよー。
1万5千キロくらいで交換した、デイトナのゴールデンパッド。

2万キロ超えましたが全然減りませんねぇ・・・でも制動力はしっかりしているのでオススメですよ!
分解したキャリパーのパーツ一覧

真ん中辺りのピストンも、そこまでヒドイ汚れじゃなかったみたいですよ。
一応研磨してピッカピカにして貰いました。
新品のシールにもシリコングリースを塗りこんで、ピストンにはめ込みます。
新しいブレーキフルードを注ぎます。

キレイ!透明!なにこれ!(←これが普通w
あとはエア抜きをして完了です!
しっかりエア抜きしていないとブレーキが甘くなってしまい、危険ですよ!
やり方は写真撮ってなかったので、ググって下さいねw
-作業フタコマ-
ラストぉー!「テンショナー交換」でーす。
用意するもの
①テンショナー 12048-0084 (税抜き¥3,750)
②ガスケット 11061-0211 (税抜き¥180)
ビフォーの写真撮り忘れたので、写り込んでいたものを・・・

クラッチカバーの上に、横を向いた銀色の突起が見えますか?
これがテンショナーです。
なぜ、テンショナーを交換するかというと、
最近Ninjaのアイドリング時に「カシャカシャ」言う異音がしていたんですよね。
テンショナーがへたると、こういう音がするらしく、交換してみよーということになりました。
交換は至って簡単。ボルト2本緩めると、テンショナーが外れます。
左が新品。右が今までついていたもの。

新品の「足」が伸びていませんが、装着してからちゃんと伸びるので大丈夫ですよ。
テンショナーにガスケットを取り付け、先ほどのボルト2本で締めこみます。

ね?簡単でしょ?
で、この頭についている鉄の板。

これ、装着してから抜いてください! 引き抜くと、バネが伸びて、さっきの「足」が伸びます。
装着前に引き抜くと、使えなくなるので注意してくださいね!!!!
鉄の板を引き抜いた後、黒いキャップを取り付けなおして完了です。
あとはエアフィルターの交換と
クラッチワイヤー注油もしておきました。ついでですね。ついで。
これで完了!ですが、エンジンオイル入れなきゃですね。
いつもは近所のバイク屋で安いオイル入れているんですが、今回はちょっと良いもの入れてみました。
それがコレ

タクマイン
リッター約1500円くらい
エンジンオイルでそんなに走り変わるんかなぁーと半信半疑だったんですが。
走ってみてビックリ!!
なんじゃこのフィーリング!
スムーズに吹き上がるし、シフトアップ・ダウン共にギクシャクしない!
すげぇー!!
キャリパーOHでブレーキの効きも格段によくなって、走るのが楽しい!
これにハイグリップタイヤでも履いたりしたら・・・・・・そらぁ攻めたくなるわw
それぐらい劇的に進化したNinjaでした!
・・・進化というか普通に戻っただけかなw
これからも宜しくねNinja♪
そしてそして・・・・・・
タクさん・koo君・らいがーさん。

本当にありがとうございました!!!
結局俺、写真撮ってるだけで何も手伝いませんでした!!!!ww
この後、温泉で汗を流し、居酒屋でビールを飲み、カラオケで熱唱して、koo君が俺ん家に泊まったのは別のお話で。