さてさて、今日の1台はシトロエン・C2です。
ラリーファンの間ではJWRCでの活躍が有名ですね。
今のところ、スズキのイグニスと真っ向勝負が出来ているのは、この車だけですから。
今のところ、シトロエンジャポンでの最も小さいモデルが写真のC2になります。
(本国にはPSAグループとトヨタ共同開発のC1がありますが)
そしておそらく、旧来のシトロエンファンには最も違和感があるのがこの車でしょう。
シトロエンと言えば、車好きの間ではフランス車を代表する
柔らかい乗り心地が、2CVからの伝統と受け止められていますが、
このC2の乗り心地は率直に言って「固い」です。
それがフランス車党やシトロエンファンからどうにも受けが悪い原因なのですが…。
しかし、そうしたことを抜きにすればこのC2はとても楽しい車です。
所謂、ホットハッチという言葉がとても似合う車。
エンジンが物凄い!と言うわけでもないのですが、
その全長の短さを生かして、クルクルと小気味良く駆け抜けていくのが面白いのです。
それに、ちゃんともう1つのシトロエン伝統とも言える
「外しの美学」はこそこに見受けられます。
中央から分割して開くテールゲート、C3からの流用ながら
カラーリングなどの変更で明るくポップな感じのするインテリア、
サイドドアガラス前後につけられた意図的な段差など…。
賛否はいろいろあるでしょうが、十分に「面白い車」なのです。
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所有してみたい車 | クルマ
Posted at
2005/07/20 01:52:01