18時から消防本部で講習を受けました。
DVDを見て、5人一組で訓練をするんですよ。
人が倒れてる
↓
周囲の確認(危険箇所ではないか否か)
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意識の確認(両肩を叩きながら、耳元で声をかける)
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周囲喚起(大きな声で、人が倒れていることを周囲に伝える)
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119通報依頼、AED運搬の依頼(人がいなければ、自分で・・・)
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呼吸の確認
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人工呼吸
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胸骨圧迫(心臓マッサージ)
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AED(自動体外式除細動器)の使用
↓
回復体位
ってな感じの流れをマネキンを使って全員がやって覚えます。
AEDは、ここ数年の間に公共の施設に配備されてますが
実際に使ったことのある方って非常に少ないでしょう?
まして、自分が人が倒れている場面に遭遇する、なんてことも・・・
あ、オイラは1回だけ、あったか・・・<汗
そのときは、完全に意識もなく、脈も・・・
その方が搬送先でどうなったのかは、聞きませんでした。
今回のような講習を受けていれば、状況は違っていたかもしれない。
そのときは・・・脈を見て、救急車の依頼を近所の方にするので
精一杯でした。
倒れられて時間は結構経っていたように感じました。
状況は、変わったかもしれないし、変わらなかったかもしれない。
ただ・・・今回の講習を受けて、自分のできることはもっとあった
というのを痛感しました。
救急車の出動入電から現場到着までは、
全国平均6分30秒位らしいです。
でも人の命は、1分1秒を争います。
胸骨圧迫などをせずに、
3分を過ぎると、生存率は5割を切り、
6分を過ぎると、生存率は2割未満とか・・・
目の前で倒れたのなら、そこがスタートです。
既に倒れている状況なら・・・?
救急車は?
一人の力は小さいけど・・・できることは、あります。
是非、みなさんも普通救命講習を受けてみましょう。
さっき簡単な流れを書きましたが、あくまでも周囲に人がいた場合です。
場合によっては、自分一人しかいない・・・
そういう状況もありえます。
あくまでもAEDは、補助装置です。
AEDをして止まった心臓が動き出すことは稀だと思ってください、
胸骨圧迫による心臓マッサージが何よりも救命の第一歩です。
医療系のドラマでやってる電気ショックとは、全く別物です。
と、救命士が言ってました。
日本の救命率は、欧米に比べて30年位遅れているそうです。
一人でも多く、普通救命ができれば・・・
救急車が到着するまでの間、心臓マッサージをすることによって救われる命もあります。
ネットでもやり方は出ていますが、やはり専門家による講習を受けた方がいいと思います。
さきほど話した、人が倒れているという状況に遭遇した当時、
心臓マッサージのやり方は、知ってました。
知ってはいましたが、やったことがなかったんです。
実践は当然ですが、訓練すらしたことがない・・・
それでは、身体が動かないです。
この講習を受けたからと言って、すぐにできるようになるとは思いませんが、
少なくとも、あの状況で自分のすべきことは・・・・もっとありました。
もう何年も前の話ですが、今更ながら悔やまれます。
もし、自分の家族が・・・・・とも考えてみてください。
119番通報して、ただその到着を待つだけ・・・ですか?
ちょいと重めの話になっちゃいましたが、最後まで読んでいただき有難うございました。
是非、あなたも普通救命講習を受講されてはいかがでしょうか?
Posted at 2008/11/26 08:38:07 | |
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