タイロッドエンドボールジョイントブーツ交換

いきなり外れていますが右側です。5mm程裂けて穴が開いていました。

用意したボールジョイントプーラーが分厚すぎて嵌らないというトラブルがありました。
ですがキャッスルナットをボールジョイントとツライチにしてハンマーで叩いたら外れたんで良かったです。

ボールジョイントに付いている古いグリスを拭き取ったら新しいグリスを塗りつけます。
新しいブーツの中にもグリスを適量入れ、ボールジョイントに被せます。

ボールジョイントのテーパー部、ネジ部、ブーツが嵌る部分にはグリスが付着しないように気を付けましょう。

ブーツがボールジョイントに嵌る部分をウォーポンプライヤーとかで挟んで嵌めなきゃいけないのかと思ってましたが指でスポンと入りました。

ブーツが抜けないようにサークリップを取り付けます。

サークリップの端部でブーツに穴を開けないよう注意しながら取り付けましょう。

キャッスルナットを約40N・mでトルク締めし、ボールジョイントの穴とキャッスルナットのスロットが合う位置に合わせましょう

割りピンを挿して拡げて終了です。

走行距離:129027km

完成写真

左側もバックリ1cm程裂けてました。ブーツの内側に通した白いウエスが見えます。

右側と同じ手順で作業してこちらもバッチリ修復完了です。

キャッスルナットを緩めたり取り付ける時、ボールジョイントの穴で引っ掛かることによりボールジョイントが共回りしやすいので出来ればインパクトレンチを使って一気に緩めるor締め込んだ方がいいと思います。