業務の一環として運転技術講習を受けてきました。(実は2回目)
まず座学です。
危険予知トレーニング、エコ運転トレーニング。。。。など
いろんなトレーニングを受けました。
以前行った低ミュー路走行は今回は設定が無かった
ようで残念でしたが・・・機会があれば又受けたい
講習です。
時速50kmで走行中、左右3箇所ずつ、前方に1つ
信号表示がされどこか1箇所が点灯するので
それを目視確認後急停止。
私の場合
速度 49km/h
反応時間 0.45sec
空走距離 6.3m
制動距離 9.7m
停止距離 16m
と言う結果でした。
教官より『すばらしい』を頂きましたが
上記停止距離を御覧ください。
何気に50km/hって普段出している
(60km/h位出しますよね)
速度ですが車間距離ってどうですか?
16m以上開けてないとOUTですよ。
しかもこれって僕の精一杯の記録ですから普段はもっと
ルーズに運転してる事でしょう。
50km/hって 1秒に14m進むそうです。
他の実技では『車の死角に潜む危険』という設定で
決められたコースを走行し教官がバイク/自転車で
陰からどりゃ~っとぶつかってくるって設定です。
充分注意してやり過ごしたと思ったら後ろから
自転車が突っ込んできました。(OUT)
甘かったです。さすが教官!
このように教える方も怪我覚悟で必死に教示して
くれますのでこちらも身が引き締まりました。
長くなりましたが最後にある教官のおじいさんの
お話をしたいと思います。
おじいさんはオートバイで停車中の車の横を通り
過ぎようとした時、急に運転席ドアが開き避け切れず
転倒しました。
体はバイクと離れて車道に・・・・・
その時後続の車両3台に轢かれたそうです。
救急隊員が現場に到着した時は
自分の名前、住所、電話番号等を話したそうです
しかし病院に到着する前に息を引取られました。
教官はおじいさんが家族に何を言い残したかったのか
今でも考えるそうです。
もしあと数秒通過が早かったら、遅かったら、
その道を通らなかったら、車で移動していたら、
大好きなおじいさんは今でも御存命だったことでしょう。
でも過ぎたことは戻りません。
私は同じ悲しみを繰り返さない為に、この方は教官を
続けていらっしゃるのだと思います。
少しでも多くの方に知ってもらいたくここに書き綴りました。
なんでも最近は高速道路のPAでもあるようです。
停車後すぐにドアを開けず、後方確認を行って
動作しましょう。
私は帰って子供に教えました。
同じ悲しみを繰り返さない為に・・・・・
話が脱線しましたが過信している自分を見つめなおす
良い機会を得たなぁと感じ、反省しております。
Posted at 2011/10/06 22:14:13 | |
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