2011年06月07日
免許取得までの日々(08)(第2段階前期)
2011年01月下旬:第二段階前期
このころはもっとも気楽な時期でした。第二段階は全部で19講あり、あせってもこれだけの数をこなさないと先にはいけません。試験などはずいぶん先の話です。近所をぐるぐる回るのはほどよい緊張感があり、退屈というほどではありません。
面白い指導員の方もいました。J先生はよく親しげに話す先生で、運転じゅういろいろ話をしました。運転の実技教習の指導方法にも一家言あるようで、慣れや練習だけをいいたてるのは指導とはいえない、というのが持論のようです。「たとえばウインカーは30m手前、そのときは車5,6台分っていうでしょう?でも車5,6台分なんでわからないでしょう。そうじゃなくて、信号の手前だったらばそこにあるダイヤのマーク、あれは30m手前と決められているので、あれがあるときはあれを目安にすればいいです。」
そんな感じで、カンなどではなく、なるべく再現性のある方法論をもつことが重要と考えます。そのほか、車庫入れ指導も車からおりて指導してくれたり、とても熱心に教えていただきました。
ここの教習所ではめずらしい、よく話す人で運転中ずっと雑談をしていました。私とほぼ同じ歳とのことです。ある程度年配の人は、確かに珍しいが、時々はいる、とのこと。免許を持っていなかったが勤務地の都合で急に取らなくてはいけなくなった、などの事情のようです。
指導員はどんなときでもよく話す人だったのかどうかは分かりませんが、最も慣れた道だったので、なにも話さないとむしろこっちも退屈だったでしょう。ほどよく脳の情報処理に負荷をかけ、いい訓練にもなりました。(技能一回目とかでされたら堪らなかっただろうけれど)
教習前、待っている間はいろいろすることがあります。座席位置を自分の体に合わせるのはもちろんのこと、ブレーキ位置、シフトレバー、ブレーキのきき具合やアクセルの感じを確認したり。エンジンもかけてみたいくらいな気持ちですが、それは多分禁止事項なのでやりません。
やはり出発前は緊張します。いつも出発した手の頃は足がちょっと震えています。こんなにふるえてしまってはアクセルやブレーキがうまく行かないんじゃないかと心配すらします。寒いからかとも思ったのですが、ほどなくふるえも止まりますので、寒さよりもやはり緊張のようでした。ふるえがとまるとほっとします。
ある日は、待っている間じゅう車から見た写真を撮りました。主な目的は車幅の確認です。撮影の前に、車幅の延長線上に小さな枯れ枝を置いて中から見た位置を確認します。思ったよりも車幅は狭いものだと改めて確認しました。あと、予想以上に車の直前、足下は近いところは見えないものだ、とも確認します。いろいろ改めて確認すると感覚とずれていることがわかります。
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Posted at
2011/06/07 13:03:15
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