2011年06月09日
免許取得までの日々(09)(第2段階後期)
2011年02月上旬:第二段階後期(方向転換と縦列駐車、高速、山道、危険予測)
後半、町を普通に走ることに加えて個別の課題が出てきます。まず方向転換と縦列駐車。町を走るのは半分の時間で済ませて教習所に戻り、それぞれの練習を行います。どちらが難しいと言えば明らかに方向転換ですね。実際には縦列駐車のほうが難しいに違いないですが、教習所でやる限りは、具体的なアイポイントがあるので、それに従って操作している限りはそれほど間違いなくやれます。方向転換もそういう目印があることはあるのですが、後輪と角との位置関係が目視で確認しにくいので、そこだけ見ていると誤差が出やすいです。(分かりやすい目印もあり得ますが、この場所でしか使えない目印は避けたいところです。)
ところで実際にはあんな細い道、そもそも入りたくないものだなあ。こすりそうです。そういえばベンツAクラスは、本当に小回りがきかないように思います。駐車場に入れるとき、教習車と比較しても、相当前まで出ないと入りきらないようです。方向転換、いわゆる車庫入れですが、いま現在もまだまだ上手にできません。混んだショッピングセンターなんかに行ったらともかく辺境のすいているところに行きます。入り口近くの混んでいるところは運転の上手い各上の人がいくところ、あまり上手じゃない人は辺境の地に行く、てな感じですか。
高速教習も行きました。この時の指導員もひょうきんな感じでよく話す人です。最寄りのインターから出発!片道20分くらいの行程です。高速に入ってしっかりと加速、合流、そこからは巡航運転、土曜日の、今思えば最も楽な時間帯ですが、初めての高速はむっちゃ緊張します。「もっとリラックスした方がいいけん」とは言われるのですが、手はハンドルがつぶれるほどの力で握ってしまいます。当時は、100km/hrくらいで巡航運転することが案外難しく、スピード挙げすぎてはゆるめるというのを繰り返しながらやっていました。指導員の先生はときに雑談をしてくれます。なんでもかつて(ここの教習所というわけではないそうですが)高速教習で事故を起こして亡くなった人もいたとか。対向車線から突っ込んできたそうです。こわ。
20kmくらいの行程を行って帰って終わりです。思い返せば楽しい思い出でしたが、そのときは緊張しすぎて楽しかったのかどうか分からない心持ちでした。
「その地域の実情に応じた運転技術を学ぶ」というのがあって、なにをするものかと思っていたら、ここでは山道を走るというのを行いました。結構な峠でカーブも多く、なかなか指導員が指定するスピードまで上げることができず苦労しました。スピードを上げすぎるとカーブを曲がりきれないような気がするし、怖いです(ところで慣れてみると山道は下りのほうが怖いかな)。この日は寒く路面凍結の危険性があったので、最後までは行かず途中で引き返しました。今そこを走ってもなかなかしんどいです。しかも他の人にとっては慣れた道なのでかなりのスピードで流れています。あおられるあおられる。こっちだってがんばって法定速度プラスアルファまでは出しているのですけれどね。時には細い道なのに脇を抜かされていきます。あまりスピード狂になりたくないのでこっちはあくまで安全運転です。つーか普通の速度でも運転を楽しむことはできるし、すごい加速の快感はわからないでもないけれど、それにしか快感を感じられないようにはなりたくないものです。
危険予測の講習会は3人ペアで受講します。学科講習とのセットとなり、2コマ連続だったかな?まず前半、3人で定められたコースを順繰りにまわります。人の運転を見るのは楽しいですね。皆さん上手だ。講習は夜でした。他の人は大学生で、この時期、大学の定期試験なども入り、教習のほうは遅れ気味だとか。おかげさまでこのところ、かろうじて予約を取れるのかも。12月はあまり混んでいなかったけれど、1月に入ってからは予約がいっぱいでなかなか思うような時間に取りがたいのです。2月をすぎたら大学生も冬休みに入ってさらに混雑するらしい。1月は高校生のピークなのかな?いずれにせよ空いているコマがあればラッキーくらいなもので指導員を選ぶ余地はほとんどありません。今回の指導員はH指導員、このひとも親しくよく話すタイプの方でした。こういうよく話す回の講習はこういうキャラクターの人じゃないとなかなか運営できないでしょうね。この回に関しては恐らくこういう人を専門に割り当てていたのだろうと思います。
webなどで他の人の教習日記を見ると、それぞれの運転を批評をしあう、という内容であるようですが、そういうのは特にありませんでした。発言するときに困らないように他の人の運転をよく見ていましたがちょっと肩すかし。まあそういえばやるのであれば予めそういう指示を出していただろうな。2限めは講習。そこでお互いの運転について議論する、というのが建前のようですが、そういうことはしませんでした。運転手から見た信号待ちの写真を見て、ひたすら、この先どんな事象が起こりうるか、を順繰りにいいあう、というものでした。ものすごい回数を当てられて、最後はひねり出して素っ頓狂な回答しか出てこないような具合でした(「飛行機が落ちてくるかも」とか)。指導の趣旨は、どんなことでも起こりうると常に思って運転をするべし、ということのようです。
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Posted at
2011/06/09 18:36:42
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