2011年10月08日
近所を走っていると、さすがに広島でもあるため、マツダのデミオをよくみかけます。多いのは白ですかね。かっこよくて好きです。国産でコンパクトカーを買う、と言ったら今だったら第一候補かも。
テレビを見ていてもZoomZoomっていうCMをよく見かけます。
興味をもっていろいろ記事を見ていたら、ハイブリッドでもないのに高い燃費を出す技術を開発しているとのこと。エンジンの機構で高燃費を目指すというストイックさというか、本道さがまたかっこいい。確かにハイブリッド技術は話に聞くだけでもすばらしいと思うのです。しかし所詮エンジンの補助のような気がして、つまり蓄電システムとモーターのアシストで、エンジンが最も高燃費を出す領域を常に維持する。すばらしい大事な技術と思うのですが、もう一方、本質的にはエンジン自体のパフォーマンスを上げることだと思うのです。なんでもマツダのエンジンのキモはエンジン内部で気化したガソリンの圧縮比を従来よりも格段にあげたこととか。気化したガソリンの圧縮比を上げようとするとどうしても途中で爆発をしてしまいやすくなる。それを避けるために、前の爆発の残りの気体、これが高温であるため爆発を引き起こさせやすくするわけですが、それを迅速に排出することによって、前の気体の残りが出す高温をより効率的に系外に排出させる、ということらしいのです。かっこいい。
エンジンそのものが基本的に、燃費以前の問題としてすぐれている、ということがあって、高燃費でありつつも走りの楽しさは失われていないのだとか。機会があったらデミオなど最新のマツダ車にのってみたいものだと思います。
燃費と環境負荷といえば、これからは電気自動車の時代だとか。本質的にエンジンとモータとではどちらが環境負荷がよいんだろう、というのが疑問です。ちらちらとググってみると、どうも電気自動車のほうがよいだろうという評価があるらしくて、ちょっと納得がいかないというか。確かエンジンの熱量-動力のエネルギー効率は4割程度、火力発電の熱量-電力のエネルギー変換効率も4割程度と聞きます。だということは電気自動車の場合、電力-動力のモーターの変換効率という、もう一段の冗長性があるのでこちらのほうが悪いように思えるのですが…。
(電力はエンジンと違って火力だけでなく、いろいろなエネルギー源がありうる、という話は別にありますが。)
Posted at 2011/10/08 16:39:17 | |
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