
ペンディングにしていたHR-Vのドアハンドルの修理に手を付けました。
生憎の雨の週末ゆえ、これをやらない言い訳が出来なかったというのが本音であることを認めます。
だって、
【メンテナンスモードなHR-V】によると、このハンドルが壊れたのは、2年以上前ですから。
アセンブリーの部品だってすでに取り寄せているし、いい加減やらないと、最後までやらないでしょう。
ってことで、日曜日の午後にまったりとりかかりました。
先ずは、ドアの内張剥がし。
詳細は、
【必殺!HR-V内張はずし】を参考にどうぞ。
傷を付けたくない人は、上の写真のように、ガムテープなどで保護してください。
ちなみに、我がHR-Vは、保護していなかったので、傷だらけです。
そういうわけで、サクッと内張を剥がし、内側のナイロンを剥がすと、ハンドルの内側が見えます。
向かって左側が前側。
A、Bが固定のボルト。
Cは、ドアロック用のリンケージ。
Dが、ハンドル開閉で動作するリンケージです。
まず、Cのリンケージを外します。
これは、ドアの内側のハンドルリンケージと同じ。簡単に外すことができます。
Dはこの状態で外せないので、このままAとBのボルトを緩めてハンドルのユニットを外します。
Dが繋がったままでも、ハンドルのユニットは、外側に外れます。
Dのリンケージが繋がったまま、こんな感じで外れます。
ハンドルの回りに傷がつくと困るので、こんな感じでタオル等を当て、保護してやりましょう。
もし、ユニットを交換するならこのDの部分を外す必要があります。
これは、ナイロンの部品にかしめて嵌め込んでいるので、簡単には外せない構造になっています。
ただし、ゆっくり斜めに傾けながらやると外れます。
無理にドライバーなどを当てる必要もないですが、ナイロンの部品は若干痛みます。(使用に支障はないですが)
因みに、私は、マイナスドライバーを当ててこじって外そうとして、先端でボディーに傷を付けてしまいました。
トホホ。
そういうわけで、私はこのリンケージを強引に外しましたが、問題の壊れた箇所を直すだけなら、このリンケージを外さなくてもいけます。
【ハンドルのリターンスプリングの固定】
問題の、リターンスプリングの固定は、このように針金で固定しました。
わかりづらいかもしれないですが、スプリングがついている軸に針金を回し、
バランサーの重りの外側から回して、スプリングに引っかけ、ねじってスプリングにテンションを加えました。
構造は極めて簡単で、強度的にもなんとかいけそうです。
針金は、錆に強いように、ステンレス製を使っています。
太さは、あり合わせの0.7ミリを使いましたが、もう少し太い方が良さそうです。
もとのツメの位置ではテンションがかかりすぎて強度に不安があったので、私は少し緩めに固定しました。
ハンドルは、通常よりやや軽く開きますが、一応リターンスプリングは効いています。
バッチリです。
ただ、元の構造は、やはり若干無理がありそうです。
スプリングの引っかける部分のストロークが短く、
樹脂のツメの部分には、かなり大きな力が、ずれた方向にかかる気がします。
優れた設計では無さそうです。
あまりに上手く言ったので、調子にのってリアドアも直すことにしました。
リアドアの内張剥がしも、基本前側と同じですが、まず最初にこの部分の三角の部品を外します。
これが気抜けるような簡単さで、真ん中の一箇所のホックで固定されているだけです。
なんつーか、この「なめた」感じが嫌いじゃないですね。(笑)
それを外せば、フロントよりもさらに脱着は簡単です。
まぁ、こんな案配ですが、問題がありました。
これがその問題。
向かって左が前方。
後方のBのボルトが、窓ガラスのレールに邪魔されて、ソケットレンチが入りません。
平板のソケットレンチを潜り込ませてやるしかない?
とにかく、無理は禁物なので、ペンディングです。
良いアイデアが浮かんだらやりましょう。
そういうわけで、ドアハンドル自体の修理は簡単に出来ることはわかりました。
これで、4千円以上の部品代は浮きます。
ああ、買った部品が無駄になってしまった・・・。
Posted at 2010/06/27 20:41:34 | |
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