BOTTECCHIAは、一世紀以上前に誕生したイタリアの歴史的老舗ブランドであり、その名はチャンピオンOttabio Bottecchiaとのコラボレーションによってサイクリングの世界におけるひとつの規範的な立場を築き上げました。
一世紀以上にわたって「BOTTECCHIA」のバイクは偉大なチャンピオンとともに数々の重要なレースで活躍し、非常に多くの勝利の主役であり続けてきました。
昔は、デサントの扱いで輸入されてましたが自転車から撤退して輸入が途絶えました。
グローブライドが新しく代理店となり日本でも取り扱われる様になりました。
Bottecchia R625 8AVIO Athena Medium (48cm) White/Blue
ボッテキアの名前の由来になった往年の名選手オッタヴィオ・ボッテキア
その名前をモデル名にした「8AVIO」イタリア語で8はotto(オット)で「オッタヴィオ」と読むそうです。
欲を言うと赤が欲しかった・・・Orz
主な特徴 Bottecchia - R625 8AVIO Athena
レースや長距離向けの多才なジオメトリを搭載したカーボンモノコック構造のロードバイクです。R625 は Campagnolo Athena 11 速グループセットと Fulcrum Racing 5 ホイールセットを装備しています。8AVIO シリーズではワールドクラスの機能性と全イタリア製のスタイルを統合しています。
◦フォーク:合金製/12k カーボン、 重量 480g
◦フレーム:東レ 12k カーボン、 TCC モノコック
◦ヘッドセット:一体型 1 インチ - 1 1/8 インチ
◦グループセット:Campagnolo Athena 11 速 (コンパクト 50x34 チェーンセット)
◦ホイールセット:Fulcrum Racing 5、シリンダ
◦タイヤ:Vittoria Zaffiro II、700x23c
◦ハンドルバー:Deda RHM Zero 1
◦ステム: Bottecchia 超軽量
◦シートポスト:Bottecchia 合金製、 31.6mm
◦サドル:San Marco Ponza
◦フォーク素材: アロイ/カーボン
◦フレーム素材: アロイ/カーボン
◦モデルイヤー: 2012
◦ロード
◦男女共通
◦男性
今乗ってるLGS-XC BART PROはアルミです。
アルミは、比較的安価で軽量。剛性が高いのがメリットです。
デメリットは衝撃の吸収性が他よりも劣り、乗り心地が悪いです。
クロモリは、耐久性が高く、しなりがあるのがメリットです。
デメリットは重いこと、そして錆びる危険性が高いです。
カーボンは、軽量及び乗り方にあったフレームを作れるのがメリットです。
デメリットは耐久性と高価なことです。
カーボン炭素繊維(CF)そのものは炭素を含む原料を熱分解して製造されています。
そして、原料の種類により、PAN系CF(Polyacrylonitrile:PANから製造)、
ピッチ系CF(コールタール/石油ピッチから製造)、
VGF系CF(VGCF/VGCF/Vapor-Grown CF:炭化水素ガスの熱分解で製造)の3つがあります。
ピッチ系CFは、航空機一次講構造材料や自動車向け炭素繊維強化樹脂(CFRP)
自転車におけるカーボン素材(PAN系)の種類
UHM 超高弾性率タイプ炭素繊維(ウルトラハイモジュラス)引張弾性率が600GPa以上
HM 高弾性率タイプ炭素繊維(ハイモジュラス) 引張弾性率が350~600GPa
IM 中弾性率タイプ炭素繊維(インターミディエイト) 引張弾性率:280~350GPa等
グラム表示に直すと
UHMはおよそ60t/mm2以上
HMは30t~60t/mm2
IMは20t~30t/mm2
これがカタログに○○tカーボンとか60HM、50HM、30HMなどと記載されています。
このt(トン数表示)は1本の繊維を倍の長さに引き伸ばすために必要な力です
数字が高くなるほど引張弾性率が高くなり(硬く)値段も高いです。
46t(HM)以上がハイエンドバイクと呼ばれます。
カーボン繊維の編み方の違いで
1kは1000フィラメントが1本(束)軽くてしっかり
3kは3000フィラメントが1本(束)ちょっと重くてしっかり
12kは12000フィラメントが1本(束)重いがしなやか
1本の炭素繊維糸を形成するフィラメントの数が多いほど炭素繊維糸は太くなります。
フィラメント数が少ないものほど引張強度が強いといわれています。
カーボンの硬さと繊維の織目の組み合わせにより
24t12k・30t12k やわらかい
30t3k・46t3k ちょっと硬い
50t1k・60t1k 硬い
やわらかいと体重制限もありますが・・・(笑
UDCはユニディレクショナルカーボン=単一方向性カーボンの略です。
T700、T1000、M40カーボンとは、東レの商品名です。
炭素繊維のシェアは世界的に見ても、日本勢が非常に強い分野で、
PAN系で見ると、世界シェア首位は東レで約35%、続いて三菱レイヨン、
帝人系企業:帝人/東邦レーヨン/東邦テナックスと
1~3位までが国内メーカーとなっています。
この三社で世界シェアのおよそ7割と言われています。
カーボンフレームは、ただ硬ければ良いというわけでは無いので、
素材の特性を知り、乗り方によって選択をする必要があります。
完成したフレームにはそれぞれ違った味付けがありますので、
実際に乗って自分にあったものを選択するのが一番です。って・・・乗ったことねぇ~ので?(笑