伊達(だて)のブログ一覧

会社の同僚（東京在住）が3月11日震災時に出張先の盛岡で被災し、被災証明書を盛岡市より貰えた。
私は仙台市に出張中に被災し、その後実家の栗原市へ向かいライフラインが途絶えた生活を1週間
送り、帰京できた。

同僚が被災証明書、貰えるはずだよ！というので、栗原市役所へ問い合わせたところ・・・ＮＧ！
岩手県では、対応できても宮城、栗原市では対応していない。
実家で自己所有物が被害を受けた写真と一緒に届けてもらえれば出せないことも無い、とか。
うーん！難しい！既に５ヶ月経過して、自分の部屋の物は片づけたし、２０年以上も離れた実家に自己所有物と言えば・・・何があるだろうか・・・本棚が壊れた・・・照明が壊れた・・・テレビが壊れた・・・
この事実はあるけど写真なんて撮っていないよ！
３月１１日～１週間の間に片づけてしまった。

結局・・・一人暮らしをする母親の元へ行くのに普通の高速道の料金支払って行かなければいけない。
たぶん。。。被災地を郷里に持つ人は多くいると思う。
そうした人たちは何も支援されずに普通に郷里の支援に向けて足を運んでいる。
ボランティアでも無ければ、救援物資を運ぶわけではない。
けど、郷里・家族のために足を運んでいる。。。なのに無関係の人には証明書は発行され、私のような立場の人には発行されない。

何かおかしいな～別に高速道無料のために被災証明書を心底欲しいわけではないけど、
制度のバラつきに腹が立ってくるし、真意が見えない。
本来、必要とする人達が何も受けれない。
被災地の方も復興の遅さに苛立ちを感じていると思う。
テレビやネットのニュースでは、震災を二の次にした首相交代劇の私利私欲合戦ばかり。

どうしてこんな日本になってしまったのだろう。