先日の大停電で、会社のファイルサーバーにしていたPCがダウンした。
UPSを入れていなかったのは、毎日自動でバックアップするような設定をしてあったので、万一の事があってもすぐに復旧できるさ・・なんてたかをくくっていた。
バックアップはAcronis TrueImage 9.0。
VectorでもBestSalesを記録しているとの事で、今年の2月に導入済み。
で、当日・・鼻歌交じりで会社へ行って電源の落ちているPCを起動・・・おっとブルーバックだ・・残念、ファイルが壊れているらしい・・でも安心・・TrueImageがあるさ・・とBootCDを使ってPCを再起動。
PCは無事に起動し、バックアップファイルは隠しパーテーションに無事に存在している。
ここから・・C:を復元♪・・と全く安心しきって作業をすすめた。
復元が無事に終わって再起動・・すると
次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした:
Windows\System32\Hal.dll
というメッセージでハングします。
そんなばかな・・と何度か挑戦するも結果は同じ・・
バックアップイメージファイルからhal.dllを抜き出して、指定のフォルダーに入れてみても結果は同じ・・
・・・時間の経過と共に顔面は蒼白に・・(;_:)
幸いC:はシステムとプログラムだけで、データーは全部他のドライブに入れてあるので、とりあえずWindowsだけでも復旧すれば何とかなるはず・・
で、HDDが機械的に壊れたのかも・・と思い、夕方近所のPCショップへHDDを買いに行って、新しいHDDにバックアップから復元。
さぁ・・と祈るような気持ちで・・
しかし、また同じメッセージでハングします。
PCのBIOSを確認するとリチウムがLOWになっています。
またCMOSのログに checksum error と記録されています・・
CMOSが逝ったのか・・
メーカーからCMOSの書き換えデーターをダウンロードしてFDDに書き込み・・でもこのFDDじゃBOOT出来ないじゃん・・
がさがさと昔のFDDをかき回すとWIN98の起動DISKを発見。
このFDDで起動して、BIOSの書き換えプログラムを走らせてる。
Completet ・・さぁ・・今度こそ・・
しかし・・結果は同じ・・
大泣き
どうにもならず・・結局WindowsXPをクリーンインストールして全ての設定をやり直すはめになってしまった。
お盆休みが台無しになったのと、いざという時に復旧できなかったバックアップソフトで打ちひしがれつつ・・
やっぱりどうしてもあのhal.dllのエラーが気になって仕方が無かった。
意を決して、本日自宅のPCに新たにTrueImageをダウンロードして入れてみた。バックアップを作成し、そのまま復元を試みると・・
なんと!!
次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした:
Windows\System32\Hal.dll
なんだこりゃぁ~~!!!!
HDDのせいでも、CMOSのせいでもなく、お前が犯人かぁ~!!
MSのサイトでHal.dllのエラーを調べると、隠しファイルのBoot.iniの中の記述に矛盾がある時にも出るという情報を発見。
WindowsXPのCD-ROMからBootして、Windowsの修復を選択。
修復コンソールにAdminiでログインして
bootcfg /rebild を実行。
終了後EXITして再起動。
BootメニューにWindowsが2つ現れた。一つはハングする方、もう一つは先ほどBootcfgで作り直したほうだ。
書き直されたWindowsを選択して実行すると・・
おぉ~~~~見慣れた私のデスクトップが現れた(^O^)/
マイコンピュータのプロパティで詳細設定、起動と回復を開いて
先ほどの動かなくなった方の行をBoot.iniから削除して完了。
それにしても・・恐るべしTrueImage・・
2ライセンスにもなってしまったけど・・
マニュアルでコンソール打ちながらじゃないと復旧できないバックアップソフトってどうなのよ・・
Posted at 2006/08/26 01:06:03 | |
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