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12月8日の日曜日、マツダのアクセラ・ハイブリッドに試乗してきました。

プリウスよりも力強く、スムーズな乗り心地。エンジンが2Lもの排気量なのに、99馬力しか出ないなんて・・・トヨタの怨念か？と思っていたが、マツダの意地が詰まっているのでしょうね。数字には現れない力強さとスムーズネスでした。違和感はどちらもないものの、スバルXVよりはEVであることを感じさせる車ですね。

最上級グレードだったので、Boseシステムに本革シートがセットされていました。
私的には、これが選択肢になりますが、できればハッチバックも用意されていれば、と。
逆に、ハッチバックにはハイブリッドは設定されず、代わりにCX-5やアテンザに採用されて好評な直噴ディーゼルがありました。
金額的には、セダンとハッチバックまた装備に差はあるが、直噴ディーゼルはハイブリッドよりも20万円ほど上級車種設定となっています。

さて、期待のハイブリッドセダンは460cmと比較的コンパクトな全長に、180cmとワイドな車幅。室内はなかなか快適で、後席も余り狭さを感じさせず、マツダも頑張ったな、という印象でグッドです。
ナビも噂される輸入注文品らしいが問題ありません。

本革シートはテンピュールとの共同開発らしく、低反発の座面はマツダの新しい乗り心地を示すようで、一気に高級感を高めてくれます。パンチングされていますが、革質にビニールレザー感は余り感じませんでした。これなら選択する価値は高いですね。追加金額も15万円ほどとリーズナブルです。
またBoseシステムも、ふうたろうとほぼ同じで、CD/DVDとのセットオプションで7万円程度と超お買得、これは必須のオプションでしょ！
ただ、Bose定番のスーパーウーファは付かず、いったいどんな音になるのでしょうか？

全て装着してコミコミ310万円(値引きナシで)、これに安全装備(スマートストップ？)などをつけても、330万円あれば購入できそうです。ハッチバックの直噴ディーゼルなら350万円でしょうか。しかしシート表皮は、レザー＋ヌバック調の合成皮革(エクセーヌのような)しかありません。

エンジンはスムーズですが、空走するEV感はほとんどなく、プリウス以上にエンジンの存在を感じますが、ふうたろうの怒涛の馬力と迫力はありません。CVTの違和感も少ないけれど、当然、回生によるエンブレは効きません(この点、ふうたろうのエンブレは十分使用できます。かっくんブレーキだけど、これはウデとナレでしょう)
総合すると、ダウンサイジングとしてはアリかなと思いました。

問題は、発表会でくじ(USB接続の暖かひざ掛けなど)を試乗を兼ねると2回のチャンスがもらえる、とDMで知らせてきたのに、見積書作成に気を取られ、一切触れなかった岡山マツダ○○店の女性セールス。こんな店員だから、マツダにはアフターサービスへの不安感が抜けないんだよね。
来店感謝のフォローの電話・手紙もないし、ね。

今の時代、生産物である車の動力に、不満らしい不満などあるハズもなく、サービスは値引きではなく信頼感であることを理解してくれないかなあ。
けっして、「ひざ掛けがどうしても欲しかった」んじゃなかったんだけどね。
だって、ウチの女子社員からクリスマスプレゼントってもらったんだもん(嬉)。

マツダと三菱、どうしても垢抜けない社員が多いなあ。

「おもてなし」社員の順序(とみに世知辛くなってきたが)としては、この２社とスバル、やっぱり残念だよね。販売好調なスバルも、サービスを頑張らなければ、一過性の好景気で過ぎてしまいますよ。

ま、店と店員批判はあれど、マツダのアクセラ、意外と掘り出し物だと感じました。