京都GOSPEL
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私が京都で大学生してた時は「おてんばキキ」という名前の喫茶店でした。息子が京都で学生するようになったので、機会をみて昔の足跡をたどってみることに。
便利なことにストリートヴューなんかで町並みを見ることが出来るので昔の店の現在を居ながらにして確認することが出来ます。建物は以前と変わらぬ洋館ながら名前が「京都GOSPEL」となっていました。
今回発覚したことは、この洋館を設計したのが義父(家内の父親)の師匠であるヴォーリズ氏であったことです。(へぇ~)比較的新しい建築でもありますので木製の階段はミシリとも音をたてません。しっかりした造りです。
名前以外は四半世紀前とまったく変わらず、伝説の名機といわれる「JBLパラゴン」も美しい姿と音を保っていました。当時は150万円くらいしていたと思いますが今はもう生産されていません。フロア型スピーカーというよりは家具といった方がしっくりきます。レコードもうちのレコードたちとは違ってノイズ一つ無く音楽を奏でています。保存状況がよろしいのでしょうね。
おてんばキキは京都に多数あったいわゆるJAZZ喫茶とは一線を引いていたようで、スイングジャーナルのJAZZ喫茶マップには掲載されてはいませんでした。席が全てスピーカーの方を向いていて大音量でハードバップ流し続けとか、たまにミュージシャンを呼んで生演奏したりするが価格がド高かったりとかいう店もありました。彼女と話も出来ないマニアックな店では客層は限定されます。しかしながらJAZZ喫茶組合(?)の店は既にほとんど閉店したみたいですから、京都GOSPELのJAZZに浸りきっていない店作りは功を奏したといえるのではないでしょうか。
銀閣からすぐ近くです。京都の名店「ますたに」も近いです。
住所: 京都市左京区浄土寺上南田町36
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