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しばらく、気持ちが目の前のことにとらわれ、モデナ嬢のことを報告していなかった。
忘れていたわけではない。
むしろ、悩んでいるというところか。

じつは、モデナ嬢、手放さなくてはならないかもしれない。
もちろん、こんなに濃い２年間を過ごした仲である。
できることならこのまま置いておきたい。

しかし、予算と場所・・
特に保管場所が新体制ではどう考えても足りなくなるのである。

不思議なもので、個体としてのこの車に対する執着はそれほどではない。
なぜだろう？
と最近考える。

個体としては９９３カブリオレの方が執着が大きい。
絶対に売りたくないと思う。これはパートナーであろうか。
失うともう手に入らないような。

それに対して、モデナ嬢は、私にとっては愛人のようなものかもしれない。
サーキットマシンというベクトルの愛人か？

たしかにモデナ嬢はすばらしいが、もっとすばらしいそのカテゴリーのマシンが未来に待っているような気がする。そんなカテゴリーにいるモデナ嬢であろうか。

繰り返すが、財力が十分にあり、場所が確保できればストックしておきたい。

財力、特に場所を確保する資金はかなり重要であると感じるこの頃である。

今回のレース参加は勝つための参加ではない。
エリーゼの戦闘力を確認するためのレース参加である。

そのため、優勝などの結果を期待されている方々にはお気持ちを押さえていただかなくてはならない。笑

ともかく、初めて参加のレースでもあり、どのような方々が出ているのかもあまりわからない状態。
そして、なにより、今回の即席改造エリーゼ、いったいどのような戦闘力があるかも不明である。
今のところ、ドライであれば２０秒は切れると思うが、うまくいっても１８秒前後と考えている。
参加する部門は７つあるカテゴリーの中、４番目のデビジョンと呼ばれるカテゴリーである。
規定には
「デビジョン４　2500cc以下1601cc以上のＮＡ＆1600cc未満のターボ」
とある。

これまでの参加結果を見てみるとインテグラの可変バルブを備えていない車種での参加の方々が上位のようである。タイムは１４～１８秒ほどが上位入賞者と思われる。

２０秒を切る程度で、予選で総合１２位から１８位程度であろうか？
決勝はトラブルがなければ意外と上位にいくかもしれない。
それは軽量ボディーによるアドバンテージを期待しているからである。
参加台数は４０～５０台と思われる。

３時間の時間を使って、いろいろとエリーゼを学べるであろう。
それが今回の目的である。


（準備に追われ、状況を報告するのがやっとの状態です。
　しばらくコメントへのお返事ができないこともあります。あしからず）