AT改MTの配線加工・JZX110偏
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載せ換えして配線加工を一切せずに走行していてもエンストしなかったので放置。勿論メーターも動いていたし、車検で後輪駆動のみでもバッチりだったので気にしてませんでした。
ところが、iS接続でモニターを見ていて発覚したのは・・・・ECUにはSPD信号が入ってない!!
ISであればこのままセッティングOK。ただMTのECUに変更したりVプロはまずいんじゃないかと。
ATはこんな感じです。つまりATを取り去るとメーターにはABSからの信号でメーターとナビは動くが、ECUにはSPDが入らなくなるわけですなー。
ちなみにATのECUのままで発生した不具合は・・・
①チェックランプ常灯
②多分VVT-iが働いてない
①に関してはMTのECUに変更すると解消するが、定価8万のECUは・・・。金のない自分は天秤にかけることなく、チェックランプ点灯出力の配線をカット。
ダイアグコード内容は意外と少なくATの油圧制御ソレノイド断線とAT油温系統断線(-40度)だけ。
そのうち両方とも平均値の状態となる適当な抵抗値のレジスターでもかましておこうかねぇ。そうすればチェックランプも消灯するだろうし。
②VVT-iが動かないというのは後になって知りました。たまたまバルコンの結線方法がECUから完全に切り離して独自に制御させている方式だったのが幸い。
Vマネも純正+補正ではなく直接制御も可能らしいです。
カムコンについては知らん。
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配線図とECU端子配列で確認したところ、またもや「MTにあってATにない配線」がある模様。
(試験的にSP2+にも繋げてみたが無意味でした)
一応SP2+にもSPDを入れたけど、そもそも入力されるべきオシロ波形が違うのでダメでした。
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ECUのここがMTのSPD。
いろいろ考えたけどやっぱり根本的にECUが異なるみたい。ラスティーさんでもクラウンMT製作にはJZX110のMT用ECUをベースにすると言ってたので、やっぱりプログラム的に別のようです。
常識的・単純に考えれば素直にMT用のECUをブチ込むのが得策。
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参考までにMTの回路図。
なんかこれを見ると、MTだからってわざわざミッションのセンサーから採取する必要はあるのか?無駄じゃないか??
というのが見解でした。んまあそのおかげで回路は簡単でしたが・・・・。
SPD信号はSP2+と異なる波形なので100のように入れても無駄みたい。つまりATのECUのまま走行するならばECUに速度信号が入ってない=SLD要らない。
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せっかくセンサーを買ったのにお蔵入り状態・・とはいえ端子が痛むのもイヤなので、防水キャップを作成して保護しておきました。
(後に知ったが、ラスティーでここの金属製メクラを販売してます。センサー買うより安価に仕上がります)
コネクターは90・100・110共通です。
(品番90980-11143)
本来は防水の端子が3本必要だが、防止メクラを挿したとです。
このさきMT用のECUが安く手に入ったとしても、使用することはまずあるまい。
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