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みんなより1日早い仕事始め、
鞄を持たずに手ぶらで家を出、電車に乗った後、事務所の入館証を忘れたのに気がついた。
2つの会社の賀詞交換会を梯子した後、事務所まで歩いたが、街ゆく人は皆、正月ぼけでゆったりとしている。

私も観光気分で三菱1号館の写真をとったりした。

仕事始めは明日5日からとはいえ普通は誰かがいるものだが、このフロアは誰も来ていない。
しかたなしに、1階のエレベーターホールで同じ会社の人間を待ち伏せして事なきを得た。
部屋に入って明日からの出張に備えＰＣをピックアップし、

駅で明日の新幹線の指定席券を買い、3時過ぎには家に帰り、

4時前にディーラーに行き、オイル交換をした。
そこで、買いそびれてしまったＡ４オールロードを発見！
一瞬、オイル交換を止めて衝動買いしたい気持ちに駆られたが、思いとどまり、
Ａ４のフェーイスリフトやフルモデルチェンジの話を聞いてきた。

年賀状の返事を書くため、近くのダイエーの本屋に行くと、
昔懐かしい日めくりカレンダーが売っていたので、買ってきた。

幼少時代、家には日めくりがあったのは覚えているが、自分で買ったのは人生初めての事ではないかと思う。
旧暦や６曜、９星、28宿など占いに使われる謎めいた文字が記載されている。
そんなのより、日めくりのハイライトは、最もらしい格言を目にする瞬間である。その日だけでも格言を考え意識してみるのも結構いいことだろう、と思うのである。

















ちなみに、平成24年（昭和87年）元旦の格言は、「美しい笑いは、家の中の太陽である」　である。
1月2日　「誠実にまされる知恵なし」
1月3日　「理想を追う者は足元に気をつけよ」
1月4日　「知って行わざるは、知らざるに同じ」
おっと、先をめくるのは反則だった。

加賀金沢の新春の風物詩「つじうら」は、小さなおみくじを最中種で包んだ縁起菓子だそうだ。
５ｍｍぐらいの大きさにしゃくしゃに丸められたおみくじを丁寧に広げると、「石の上にも三年」と書いてある。

この年で三年我慢するのは少々厳しいのだが、



振り返ると、
運転免許取消の前科が完全に晴れるのは今年の8月で、取消から丸三年である。

先を見ると、
スキーの準指導員から正指導員の受検資格ができるのは三年先である。

裏山の柚子をもぎ、餅を切り、墓の掃除にいく。実家の大晦日は正月の準備で忙しい。いや、本当はこれ以外何もすることがなく暇なだけである。

いつもと変わらないことは幸せの証である。
今年もいい年でだったと思う。

今日から ウィーン観光。
ホテルは超豪華。