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免取りになってから、もしカーナビのボリュームを上げていたらとか、道路が混んでいればとかを考え後悔の日が続いた。

何しろ後５ｋｍ速度が低く１４９ｋｍだったら、前歴１回点数６点で９０日免停で済んだのである。

また、交通違反や免許再取得に関連するＷＥＢページも色々読んだりしていたが、
「交通違反の基礎知識」に、

５５ｋｍ以下の速度超過は殆どの場合、速度超過した明確な理由と反省していることを聴聞官にアピールすることにより免停処分（１８０日）への緩和を期待することができる

という記事を見つけた。
これには参った。ネクタイを絞め革靴を履きスーツ姿で反省文を用意して意見聴取に臨めば減免された可能性が高かったということだ。

しかし同時に、「最終処分の地域的検討」の中で千葉県は厳しいとされる地域にリストされている。

今から免停に緩和される可能性は殆どないがゼロではない。
ならば、出来る限りの手は打ってみようと考え、意義申立をすることにした。
行政処分の異議申立てなど勿論初めてであるが、条文を調べたり、記載事例などを参考しにして異議申立書の作成に着手したのである。

（つづく）

ついに仮免受検にチャレンジする日が来た。
午前8時半から9時までの受付に合わせ、久々に朝の痛勤時間帯の電車に乗った。

海浜幕張駅からバスで5分ほどで運転免許センターに着いてから受験料3100円の収入印紙を買い免許申請書を書き4号試験室の受験番号85番の机に座って間もなくして試験の説明が始まった。
持ち物はすべて机の下に置けとか気分が悪くなったら静かに手を上げろとかは定番であるが、問題用紙を汚してはいけないというのはユニークであった。問題用紙にメモったりは一切禁止で折り曲げてもいけないのだ。問題用紙は使い回している様なのである。

生年月日などの記入をしたあと試験開始となった。
時間は30分、問題はすべて○×式で50問中45問正解で合格である。過去問もやったし満点を狙っていたが、意外と難しく、ちょっと自信のない問題が２，３問あったので、１、2問は落としているかも知れない。

発表は試験が終わってから45分後の10時40分である。
それまでの間に技能試験のコースの下見をした。


アジア・アフリカ系の外人が何名かいる、また、50前後の同世代の人や20代前半の怪しげな人など様々である。各種運転免許毎の試験コースが貼り出されていたので、普通1種仮免試験コース図をカメラに収めた。

結果は合格！（合格率は４０％程度かな）
試験の点数を聞けなかったのが少し残念だった。
適性試験（視力検査）を受けた後、技能試験の予約を済ましたところで11時を少し回っていた。

いよいよ次は技能試験だ。

（つづく）