ハブベアリング交換２

ベアリングが入ったら、スナップリングをつけて（今回は再使用しました）
両側のシールを圧入します
ここはプレス使うまでもないので貫通ドライバーとかで叩けば入ります


これでナックル側の作業は終了、あとはハブを圧入するだけですが
先ほど外した際に一緒についてきたインナーを外さなければなりません

こいつはハブと隙間なくくっついているのでその辺のプーラーは爪がかからないと思います
どうにかしてこじって隙間を作るか、あるいはベアリングプーラーを持っていれば簡単に浮かせるので後は写真のようにプレスすれば外れます
まあもう使うことないのでグラインダーでぶった切ってしまってもよいのですが、私は不器用なのでハブを傷つける恐れがあることはしたくないのでこのように取りました
ちなみにここもセンターナット用のソケットをひっくり返すとすっぽりハマりました

あとはベアリングのインナーにハブを圧入すれば完了です

いんなーをプレスしてはいけないとどこかで見たので写真のようにプレスしてまず下側のインナーをはめ、次に上側をプレスするという方法を取りましたが、
たぶんインナー上からプレスしても大丈夫なような気がします


ナックルが外れてからここまでちょうど一時間くらいでした

スターレットはハブ自体も摩耗するので本当はベアリングとハブ同時交換がよいとインターネットに書いてありますが、今回ケチることにします
なぜならハブは買ってなかったからです（笑）
まあ触って分かるほどの摩耗はしてないみたいだけど果たして大丈夫か



反対側も同様に交換しますが、反対側のベアリングについてはグリスの入れ替えをしませんでした
手持ちのウレアグリスとの性能比較をするためです
あとめんどくさかったからというのもあります


ちなみに今回使った道具
油圧プレス、ベアリングセパレータ、vp65ソケット、50➡25vp異径ソケット、40➡20vp異径ソケット(それぞれベアリングなどにあてがう用)
マイナスドライバー、ハンマー、スナップリングプライヤー、ウレアグリス、19メガネ、10メガネ、モンキー
十レン、30のソケット、スピナー、タイロッドエンドプーラー、
ジャッキ、馬、ひも(キャリパー吊るよう)
など

試乗したところ、異音は完全に消え去っていました！
素晴らしい