
掛かってきたんですが(^^;)
仕事中の忙しい時だったので、ちょっとキレて対応したら逆ギレしてお互い罵り合いになったのですが
そのあとは執拗なリダイヤル攻撃をしてきやがりました
これだけしぶとい勧誘は久々でした
逆ギレ系迷惑電話対応マニュアル見ると、とにかくまともに対応してはダメみたいですね
どうやら最初にキレて対応してしまった私が悪いみたいです。。。
そろそろこういうの規制入れてくれないかなー('A`)
1.逆ギレ系勧誘電話の目的
様々な説があるが、気の弱い人を精神的に追い詰めて無理やり契約させるのが目的であると思われる。
これにたいして大多数の方々は"あんな失礼な会社と契約なんて絶対にありえない。そんな人がいる分けがない。"という感想を持つであろう。
しかし、そうとは言い切れないのである。実際に自分で統計をとったわけではないが、一説によると、約0.1%の確率で契約がとれてしまうらしい。
勧誘員が1日に約300本の電話を掛けるとすると、3日に1件契約が取れてしまう計算になる。
2.逆ギレ系勧誘電話対策の大方針
逆ギレ電話の被害としては、下記の3点が挙げられる。
1) 罵詈雑言を浴びせられたり、度重なるリダイアルによって不快な思いをしたり、恐怖を感じたりする。
2) リダイアルの嵐で電話回線が麻痺する。
3) 買いたくもない商品を無理やり買わされてしまう。
多くの被害は上記1)で済んでいるようである(これだけでも十分に迷惑であるが・・・)。
逆ギレ電話は、対応さえ誤らなければ、大抵は1回きりで終わりである。
ほとんどの場合は、お約束の"リダイアル攻撃"に発展するが、通常は10分ほど電話線を抜いておけば、先方も諦める。
2)の回線麻痺まで発展するケースは稀である。勧誘員は、あなたのことをあきらめて次のターゲットに電話を掛けるのだ。
しかし、電話対応を誤ると"脈アリ"と見られて執拗に狙われるようになる。
同じ会社から何度も繰り返し電話がかかってくるようであれば、狙われている可能性が高い。狙われやすい電話の応対は下記であろう。
1) 勧誘員の言い分に丸め込まれてしまう。
例えば、下記のような対応をするとターゲットにされやすい。
・・・ 前略 ・・・
①あなた「いりません。これで電話を切ります。」(電話を切る)
・・・ 数秒後リダイアル ・・・
②勧誘員「いきなり電話を切るなんて失礼じゃないですか?社会人失格ですね。」
③あなた「・・・」(理不尽だが、なぜか納得してしまう)
④勧誘員「なんで説明を聞かないうちに"いらない"と決め付けるのですか?」
⑤あなた「・・・すいません。・・・」(なぜか謝ってしまう)
⑥勧誘員「ちゃんと人の話を聞いてください。・・・」
・・・ 以下1時間にわたり、延々と理不尽な説教が続く。なぜか電話を切れない。 ・・・
2) 勧誘員に反撃する、または、けんかする。
一見、"脈なし"のようだが、勧誘員のマニュアルには、このようなケースは"脈あり"と記述されている。
"愛憎"という言葉があるように、"無関心"は"愛情"に発展しないが、"憎しみ"は"愛情"に発展するというのが根拠か?
少女漫画にも、最初に仲が悪かった二人がひょんなきっかけから、実は"お互いにかけがえのない存在であった"ことに気がつき・・・、というストーリーは掃いて捨てるほどある。
以上をまとめると、勧誘電話対策の大方針は下記となる。
1) 勧誘電話は無視する。勧誘員の言葉を聞かない。勧誘員と会話をしない。
2) 勧誘電話と接触しない。
3.逆ギレ勧誘電話対策
3.1 普段の対策
1) 留守番電話
自宅の場合、常に留守番電話に設定しておけば、勧誘電話と接触する機会をほとんどなくすことができる。勧誘員は、証拠を残すことを恐れているためであり、留守録のテープの声を聞いたとたんに電話を切る。ただし、一般に"常に留守電にしている"ことをアナウンスしておかないと、連絡がとれなくなる恐れがあるので注意が必要である。いまどきは携帯電話があるので固定電話を常時留守電にしておいても問題ないと思うが・・・。
私の家の固定電話も常時留守電である。たまに、電話がかかってきても、留守録テープの音声が流れたとたんに切れる電話は多い。勧誘電話に間違いない。
2) ナンバーディスプレー、非通知着信拒否などなど
便利ではあるが、お金がかかるのが難点である。また、非通知でない勧誘電話(最近あるらしい)に対しては効果がない。勧誘電話とかかわりあいたくないならば、今のところ"常時留守電"しかないようである。
3.2 勧誘電話をとってしまった場合
"勧誘員を逆ギレさせないように"、かつ、"短時間で電話を切る"のが理想であるが、両者は相反する。相手の出方をうかがいながら(逆ギレ系か?、普通の勧誘か?)の臨機応変な対応が必要である。自宅の電話の場合は、逆ギレされても電話線を抜く(受話器を上げてもOK)のも自由であり、留守録設定ができるので、短時間で切ることを優先して問題ないと考える。特に自宅に一人でいる場合には、勧誘員との話が長くなる方が危険である。
ポイントを下記に示す。
1) 勧誘電話はすぐに切る。
勧誘電話と分かった時点ではっきりと「いりません」「お断りします」等の「断り」の意思を伝えて電話を切る。こちらが電話を切るのを遮ろうとしても、かまわずに切る。これは、決して"失礼"にあたらない。失礼なのは、こちらの都合もお構いなしに電話をかけてきた先方である。
2) 勧誘員と会話をしてはいけない。
・会話の時間が長いほど、"脈アリ"と見られている。
・世間話の節々から、あなたの個人情報を嗅ぎ取られている。
・相手はトークのプロである。相手を説得しようとしても、言葉尻を巧みに取られて逆に言いくるめられる恐れがある。
・喧嘩はもってのほかである。あとで逆ギレ&リダイアル攻撃を食らうのがオチである。このあと無言電話も増えることになる。
3) 勧誘員が逆ギレした場合は、即電話を切る。
先に書いたように逆切れ系の勧誘電話の狙いは、暴言をあびせかけることで気の弱い人を追い詰めて、契約を結ばせてしまうことである。逆ギレ目的の相手をいくらなだめても無駄であるので、即電話を切るのがよい。逃げるが勝ちである。
たいがい「話が終わる前に電話を切るなんて、あなた失礼じゃないですか。社会人として常識がないんじゃないですか。」の類の言葉をあびせかて電話を切りにくくする。
しかし、見ず知らずの相手に電話をかけてきて、セールスを断るやいなや、逆切れする方が非常識であるのは明らかで、そんな人から非常識呼ばわりされる理由はどこにもない。
こちらから電話を切っても問題なし。失礼なのは勧誘員であり、あなたは何も悪くない。
4) リダイアルされた場合は、電話線を抜く(受話器を上げてもOK)
こちらから即切りした場合には、リダイアルして逆ギレすることが時々ある。また、相手が逆ギレ中にこちらから切った場合には、大抵リダイアルしてくる。この場合、絶対に電話に出てはいけない。電話に出たところでメリットは何も無い。"電話線を抜くのはやりすぎでないか?"とおっしゃる方もいるだろうが、電話の呼び出し音が延々鳴り続けるのは精神衛生上よくないし、これでは、先方の術中に半分はまっている。これらの理由から、電話線を抜くことを強くお勧めする。ただし、復旧するのを忘れないように。
3.3 勧誘電話で生活が脅かされる場合
1) ひとりで悩まないこと
まずは、友達などに相談してみるのがよい。自分の身に恐怖を感じるようなら、警察や消費者センタに相談するのも手である。有効なアドバイスが得られるかどうかはともかく、"だれかに話を聞いてもらうこと"が大切である。
2) 勧誘電話の記録をとる。
被害が深刻になり、警察の協力を求める場合には証拠物件が必要である。勧誘電話そのもののを録音するのが一番だが、着信記録をノートにメモするだけでも十分な証拠になる。この場合、下記をメモするのがよい。
・先方の会社名
・先方の担当者名
・電話がかかってきた年月日時
・電話が終了した年月日時
・電話の内容
勧誘電話に対する警察の対応は十分とは言えない。しかし、電話が50回を超えると、警察も動くという話を聞いたことがある。