こんにちは。
昨日はわたしの住む町で「新そばまつり」が開催されました。
町内のホテル、飲食店、および有志団体が屋台で新そばを使って手打ちそばをつくり、かけそば一律250円で振舞う、といった催しなんですが、数年前からわたしの義父が屋台を出店しているのです。
義父というのは農家で、自ら栽培、収穫したそばを打つのが趣味で、そば屋を出すのが夢、という人物なのです。飲食店の閉店などにより屋台の出店が減ったときに声がかかり、以降毎年出店がつづいています。
屋台でそばを振舞うにあたり、当然お湯でそばを茹でますね。そのお湯というのがとても重要なんですよ。手打ちそばにはまわりに「打ち粉」と呼ばれる粉が付いています。何回もそばを茹でていると、打ち粉がお湯にとけてしまいます。だんだんお湯がにごり、粘度が増してきます。そうするとあまり茹でるには適さなくなってきます。そこでお湯をいれかえるわけですが、あのおおきな鍋にお湯を沸かすのはカンタンではありません。みな業務用の五徳に加えてガスバーナを用いたりして火力の確保に努めますが不十分なのです。
本題はここからです。毎年このおまつりにはお湯の供給の心強いお手伝いとして陸上自衛隊さんが来てくださいます。自分も寸胴を代車に載せてお湯をもらいに行きました。隊員のかたは「こちらへどうぞ」と大変丁寧にお湯を配給してくださいます。さあ、そのお湯はどのようにしてつくっているかといいますと・・・

はい、これです。73式大型トラックで牽引されてやってきた、おそらく野戦などのときに食事を調理できる車両を思われます。発電機でバーナーに着火し、なかなかの速さでお湯を沸かしてくれます。
写真をこれしか撮っていないのは失敗でした。待っているときに銘板をみていたら、この車両、その名も「野外炊具1号」という名前なんですね!!
それを知った瞬間からお湯と一緒に興味も湧き出しまして、もらいにいくたびにジロジロと見回してきました。一番興味があったのはズバリ足もと、タイヤです。以前、自衛隊のトレーラーといえばあの漢のタイヤ、ブリヂストンのC/C(クロスカントリー)を履いていると聞いていたのでここでお目にかかれるか、と思ったのですが、どうもタイヤそのものが大きくて、四駆サイズではないのです。
結局、この「野外炊具1号」は10本スタッドの大型車規格のホイール/タイヤを装着していました。パターンも普通にダンプが履いているようなやつで、銘柄はダンロップSP990、日本製でした。
ダンロップと言えばワタクシ前回チラッと申し上げましたアノタイヤ、各位様のご尽力により無事に到着いたしました。詳細はホイールに組み、クルマに装着してからまたご報告させていただきます。

取り急ぎ、ご協力いただいたみなさまにこの場をかりて御礼申し上げます。
Posted at 2012/10/01 11:53:57 | |
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