ECUチューニングをやっていて怖かったことを今日は書こうと思います。
特に最近は手軽に吊るしデータをインストールできるツールがたくさんあり、昔ながらの現車合わせをする方はなかなか居ないと思います。
例えば、H○Sさんのフラッシュ○ディターや、Race○hipなんていうサブコン的な物もありふれていますね!
こういった製品の吊るしデータを使うのであれば、安全マージンもあって安くて良いと思います(^^)b
怖いのはそれ以外の純正ECUを書き換えるツールを使って怪しいデータをインストールさせ、安易に金儲けをしようとする人がいることです。最近は少なくなっていると思いますが、僕がEcuFlashを始めた頃は某ヤ○オクにありふれていました(笑)今さっきヤフオクを見ると、紛い物を知らずに売ってる方もいました。それで騙されてEcuFlashの紛い物を買ってしまったのですが・・・。
ヤフオクでも唯一、昔から正規品を売ってる方もいるので、その方は安心できると思います。正規品と記載されてますし、保証もあります。
じゃあ、怪しいデータって何?ってことですが、昔だまされた時の燃料マップの一部を公開します。

一応、ダメなデータでも値は作った人の著作権があるので、ぼかしを入れてます。
値よりも右のグラフがわかりやすいのですが、上:純正データ、下:×データです。純正データはこんなに複雑な形状をしているのに、×データはこんなにシンプルなんです。いかに素人が作っているかがわかると思います。逆に、このデータでも動いてしまう車ってすごいですよね!このデータはダメで褒めたくはないんですが、攻めすぎているので乗った時の凄さはあります(笑)それでオーナーは騙されるんです!←ポイント
ダメなデータでもECUには多くの補正があって、それで普通に走れてしまいます。少しだけ詳しくいうと補正が掛かると、点火を遅らせるのでパワーダウンします。でもそれが全域ではないので、点火遅れ⇒通常⇒点火遅れ⇒通常のようなイメージでなかなか感じにくいかもしれません。実は純正データでもマフラー等を変えるとこの現象が起きますが、壊れないのはこれら補正のおかげです。
すごく簡単?にダメなデータについて書いてみましたが、実際には「やったことないのにわかるわけないよ」と思われる方がほとんどだと思います。
要は、車を守るためには素人の書き換え屋には絶対依頼しないでください。
ECUを触る場合は、フラッシュ○ディター吊るしやきちんとしたチューニングショップさんで書き換えてもらうのが一番です。もしくは壊す勇気をもっての独学です!(笑)
有名ショップさんの中にも・・・これは書けません。
Posted at 2020/05/05 01:20:04 | |
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ECU | 日記