
先日のTC1000に続き、アクセラで走郎練習会に参加してきました。
とにかく私が苦手意識の強いTC2000。今日はそれを少しでも無くすことと、高い速度域で綺麗に安全に向きを変えるコツを少しでも掴むのが目標です。
今回も、プロの同乗が無料。山田選手と菊地選手のお二方が参加されるとのことで、一番早く現地入りして、受付に構えてお二方とも同乗の申し込みをさせて頂きました。前回同様、プロの走りを体に叩き込んで、それをトレースしてみたいと思います。
一本目は山田選手。前回のTC1000でも豪快かつ繊細なコントロールを見せつけて頂きましたが、今回もダンロップと最終コーナーとかは最初から車が斜めに走っていて(^^;)、いきなり見せつけて頂きました。
しかも、途中アクセルを抜いたりして説明しながらささらっと走った周回で、9秒6のタイムがでており、1周全開なら確実に8秒半ばは出ていた感じでした。すげぇ...
二本目は菊地選手。「まだブレーキ踏んでまーす」と実況を交えながら、理想的な操作を教えて頂きました。要所要所でゆっくり説明しながらの走りだったので、こちらも1周全開とはほど遠い状態でしたが、それでも10秒フラット。こんなゆったり走ってこのタイムなんて…。むう... orz
なお、セッティングについては、お二方とも「イイ感じじゃないですか?」「セッティングはバッチリです!」とのお言葉を頂いたので、あとは問題は私の腕だけです。(^.^)
プロの操作をまざまざと体感した後、自分の走りにフィードバックを試みます。
これまでに感じた決定的な差は...
■ブレーキを踏む強さと長さ
プロはブレーキを限界ギリギリまで我慢してキュッと止まってグイーンと旋回すると思っていましたが、ブレーキの踏み始めは圧倒的に私より早く、踏む量も少なめ。つまり、止まるためのブレーキをギリギリ全開で使っているわけではないのです。
なぜだろうか?と考えた結果、ユーザーの車だから余裕をもってというのもあるでしょうが、恐らくは「姿勢」の問題と推測しました。
ブレーキを強く踏むということは、それだけ大きくノーズダイブが発生し、前輪へは多大な荷重がかかる=後輪にかかる荷重は少なくなります。後輪にもしっかり止まる仕事をさせるためには、ノーズダイブ量はなるべく少なくしたほうがよいので、止めるためのブレーキをかける「量」も車に合わせて適切にコントロールする必要があるのだと思いました。特に、私の車は全体的にストロークも大きく足も柔らかめなので、なおさらその傾向が強いのだと思います。
そして、それよりもっと重要なのは、ノーズダイブ量を少なくすることで、曲げるブレーキへ移行するときの荷重変化が少なくなるのに加え、リアサスの変化を少なくできる(伸びた後の動きは結構盲点でした)ため、結果として動きが安定する、つまり後輪が穏やかに流れ始めることになります。
教本などには「止めるブレーキ」と「曲げるブレーキ」という表現が出てくるのですが、あまり強く意識し過ぎると、リアサスが戻りきらないうちに横グリップをかけることになり、急激なリアの動き(リバースステア感)を誘発するような状態に陥る気がしました。
■ハンドルを切るスピード
前回も感じましたが、プロの方はロール完了後はスパッと切ります。私はおっかなびっくりと「ゆっくり操作」という意識から、切るのがゆっくり。「操作はゆっくり丁寧に」というのがサーキット走行では言われますが、それを意識し過ぎると、意図するところとは違う方向に車の挙動が出てしまうこともあるようです。
■コーナリングを開始するスピードが速い
プロの方はスピードがのっている状態でハンドルを切り始めている。私は速度が落ち切ってしまってからコーナリングに移っているようなイメージ。速い速度のほうが、滑り始める挙動が早めにでるので、逆にそれを利用して、流しやすい速度で流すということだろうと推測しました。
これらの推測をもとに、プロの方と同じような動きを出せるかチャレンジしてみます。
とはいえ、いきなり最終コーナーで勝負するのはさすがに怖いので、ブレーキを長めに踏んでかつ回り込んでいる1コーナーをターゲットにして練習します。
ブレーキを頑張らずにいつもより手前から緩めに踏んで減速。軽めのトレイルブレーキで若干高めの速度でコーナーへ車を飛び込ませ、切り方も早くしてみると...あら不思議、車がゆっくりと勝手に回頭して、文字通りセルフステアで曲がっていきます。
この調子で、苦手なダンロップもチャレンジ。ブレーキパッドがかろうじて掠る程度の曲げるブレーキを使って飛び込んでいくと、リアが綺麗に流れ、理想とする「フロント弱アンダー、リア弱オーバー」が、比較的安定して綺麗に作れるようになってきました。そうやって楽しんでいるうちに、いつの間にかダンロップの苦手意識は無くなりました。
この調子で最終コーナーも、といきたいところでしたが、そろそろタイヤもタレ始めていたので、無理せず感じを掴む程度にして、コンスタントにラップを刻んで楽しく走り切ることにしました。
山田選手からは、「周回するごとにアンダーが強くなるので、休み休み走ったほうがいい」とアドバイスをもらっていましたが、油温や空気圧と睨めっこしながら結局ほぼ全開走行でした。w
いや、楽しいんだから仕方がないです。はい。
タイム的にはベストが10秒085と、目安の10秒切りはならずでまだまだでしたが、10秒1~3でコンスタントにラップができましたし、テクニック的にはまた一つ、ステップアップを果たしたのではと実感しました。
ただ、ドラテクは本当に奥が深い。
コツコツ積み重ねても、走れば走るほどゴールがどんどん遠くなるくらい、まだまだやることがあると思い知らされます。今回は特に変にセオリーを意識しすぎると、コーナリング全体の流れを細切れに分断してしまうことにもなるというのがわかりました。
まさに
「過ぎたるは及ばざるが如し」。
これだから、サーキット走行はやめられそうにありません。。。(遠い目)
以上長文失礼しました。
Posted at 2014/07/13 23:30:15 | |
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