割に合う、割りに会わない　であります。

ある程度の年齢になり自分の能力の無さに気づくことは悲劇です。若かりし頃から自分の能力の無さを実感して生きてきたフルル見習い軍曹からしてみればご愁傷様といった感じです。井の中の蛙という言葉がありますが知らないなら一生知らないほうが幸せなことも多いのかも知れません。二言目には

「それで自分になんの得があるの？」

浅はかな目の前のことだけで

「その報酬が割りに合う、割に合わない」

そんな判断しかしません・・・・・
別にフルル見習い軍曹はそれで構わないんですけどね。
近しい間柄でも何か提案したり、またお願いをしたりすると極端に言えば、それで得られる報酬を具体的に必ずその場で確認され求められます。当たり前と言えば当たり前なのかもしれませんが・・・・
「情けは人のためならず」そんな言葉は死語となり不確かな１万円より今、現在、現実に手にする10円が欲しい世知辛い時代になってしまってるのかなと思います。
気持ちに余裕が無いのはフルル見習い軍曹も同じではありますが・・・・・

夕食をご馳走してくれるなら、その分、お金で欲しい

酒を飲みに連れて行ってくれるなら風俗に行きたい

1日の仕事の依頼で相場よりかなり多く報酬を渡し仕事中の昼食はしっかりフルル見習い軍曹持ちで食べた上での話です。ですから近頃は業者の方に見積もり、契約を交わして依頼するようになりました。まぁ、取っ払いで領収書なしでお願いしていたんですけど今はもちろん、きちんと頂いています。
フルル見習い軍曹も悪かったのは人手が足りないときに軽い気持ちでお願いしてたことです。頭数が必要なときに依頼する。少し勝手過ぎたと反省です。今はきちんと会社を通じてお願いしています。しかし困るのが、その手の手合いに限り自分の能力を過剰評価してるということ・・・困ったものです。以前、お願いしていた方々から

「前に頼まれた仕事無いの？いつでもやってやるよ」

上から目線の、そんな連絡がしばしばあります。日給15,000円食事付でしたから。

「今は他の社にお願いしてるので、やっていただかなくても結構です」

そんなことは言わず

「経費節減の折、今は中々お願いする機会が無くて申し訳ないです。」

とお話しすると

「結構いい小遣い稼ぎになってたんだけどな・・・・・俺も小遣い減っちゃって何時でも声かけてよ」

そんな本音が出てきます。さんざん実働６時間日給15,000円食事付に

「この金額じゃあぜんぜん割に合わない、もう少し出せよ」

と言ってた人達がです。

給料はあがらずボーナスカットで彼らも厳しいのでしょう・・・・・ご愁傷様です。

割に合わないこと今更したいんですか？そんな意地の悪いことを思ってるフルル見習い軍曹　
であります。