2006年03月03日
亀田のあられ、おせんべい♪
今日は3月3日ひなまつり。
ひなあられがおいしい日だ(笑)しかし、うちには女は母親だけなので、ひなまつりのお祝いは無い。娘さんがいる方は雛人形を飾って大いに祝ってください。
ところで、亀田といえばボクシングの亀田3兄弟の活躍が業界を賑わせています。俺はK-1やPRIDEをよく見ますがボクシングも見ます(細かい事はよく知らないけど・笑)
亀田3兄弟の二男・大毅(17=協栄)が先月26日、パシフィコ横浜でサマート・シットサイトン(20=タイ)と対戦した。左フック一撃で相手を倒して1回23秒でKO勝ちし、長男・興毅(19=協栄)のデビュー戦の1回44秒KOを上回った・・・
と、マスコミはこんな風に報道しているが・・・どうも腑に落ちない。試合を見たが、大毅のあのパンチの入り方は簡単すぎる・・・相手に隙があるように見えた、つまり、弱い選手との試合に見えたということ。大毅が上手いといえば上手いんだろうが、なんか変だ。
ということで、調べてみました。
大毅は今回デビュー戦なので、長男興毅の試合について調べてみると、去年6月付けでこんな記事があった・・・
「彼(興毅)がこれまで試合をした相手の戦績を見てほしい。
(一部、当初発表された戦績に嘘が発覚しており、先日調べたものを記しておく)
03年12月 デンナロン 0勝3敗
04年3月 プラカルン 0勝5敗
04年5月 サミン 0勝6敗
↑デビュー戦のときにセミで世界奪取前の高山に3回KO負けした人!
(目の前で弱さを確認した奴とやるなよな)
04年9月 ダオチャイ 0勝6敗
04年12月 ノパデッチレック 0勝2敗
↑来日時は3勝2敗とされ記事にも書いたが、
確かめたら嘘で亀田戦が国際式デビュー戦だった。
05年2月 ヨードゲン 0勝5敗
↑発表では6勝4敗だが、いくら調べても
6勝の記録は見当らず。分かる人いたら情報下さい。
この時点で日本10位に入っているのだから噴飯ものだ。「弱い奴としかやらないのに、何が世界だ」という2冠王クレイジー・キムの発言はもっともだし、今回のサマンにしても元世界王者で46勝8敗1分という大物だが、今年2月まで3年のブランクがあり復帰後は2連敗というロートル・・・(今回のギャラ5000ドルは彼にとって美味しい大金)とまぁ、ボクシング界を盛り上げてくれる選手にケチばかり付けるのもかわいそうだが、ランク入りは絶対におかしい。これは例えば、亀田がランク外にもかかわらず、日本王者に挑戦という方がまだ納得できる話だ。」
なるほどね(笑)これなら今回の試合で大毅が勝つのも分かる(笑)興毅の試合同様、かませ犬を当て込んだということだな。
今回の試合での大毅の入場パフォーマンスは、武蔵坊弁慶の白頭巾に弁慶の刺しゅうの入った黒のガウンを着て、弁慶が刀狩りをしていたとされる京都・五条大橋をイメージした花道を通って入場。まぁこのくらいの演出はいいでしょう、しかしデビュー戦では異例の国歌斉唱もあった。さすがにこれはやりすぎ!国歌斉唱などは世界戦でやることであって、たかがプロデビュー戦でやるべきではない。さらに試合後のリング上では“大ちゃんショー”。スタンドマイクを握り、大好きなハウンドドッグの「オンリー・ラブ」を大友康平のものまねで熱唱した。試合は23秒だったが歌唱時間は3分間。「一番自信のある歌や。うまかったやろ?次は若い子にもウケる歌を歌ったるよ」と約束した・・・バカ丸出しですな・・・調子に乗るのもいい加減にしろよ。誰が演出プロデュースをしたのか知らないがセンスが無さすぎだ。
しかし、なぜ亀田兄弟にここまでやらせるのか?・・・それは近年、K-1やPRIDEなどの総合格闘技人気に押されたボクシングの人気低迷に起因する。辰吉丈一郎以来の人気者を作ってファンを増やす必要もあるのだろう。マスコミのほとんどが亀田3兄弟を賛美している。しかし、裏で変な細工をしている事が一般的に知られるようになれば、逆に「ボクシングは八百長業界」との烙印を押されてしまいかねない、益々ボクシング人気は落ちていくだろう。ボクシング協会は考え直すべきだ。
それに加え、亀田3兄弟は最近「うたばん」などのボクシング関係以外のテレビ番組にも出ているが、じつに嘆かわしい。目上の人間に対して敬語も使わず、友達のような失礼な態度。ただでさえ野蛮なスポーツと思われやすいボクシングにおいて、注目されている選手があの話し方では話にならない、ボクシングファンではない者から見れば、ボクシングは常識の無い下品な人間がやるスポーツという印象を与えかねない。誤解を受けやすいスポーツだからこそ、リング以外では選手は紳士的に人に接しなければならない。これは本人はもちろん、亀田一家を持ち上げている周りの人間の責任でもある。
日本人選手が世界で活躍するのは楽しみではあるが、亀田3兄弟については楽しみには思えない(いつメッキが剥がれるかな・・・)長男の興毅は近いうちに世界チャンピオンになると言われているが、あんな人間のままでは仮にチャンピオンを獲ったとしても世界のベルトの価値が下がってしまう。他の兄弟と共にチャンピオンに挑戦するよりも先に社会人として、多くの人に見られる人間としての常識を身に付けるべきだろう。
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Posted at
2006/03/03 15:09:29
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