エンジン　ヘッド清掃

カムを交換するついでにバルブをすり合わせしました

やはり、汚いですね

キャブクリーナーをテッシュに含ませ
貼り付けて
時間をおいてブラシで磨きました

バルブが小さすぎてタコ棒の吸盤には吸い付きません
裏から指に挟んで地道にすり合わせました
この写真は水を入れて漏れないかを試してます
表面張力で水面が光っているのが分かるでしょうか？
３０分放置した結果、漏れは有りませんでした

組み込む時の注意ですが
アルミのケースが弱すぎます
私はボルトを組み込む時、まずは11Nmで締めましたが
１本変な感触になりました
正規のトルクが16Nmらしいのですが
このトルクじゃ危ないです

他のサイトでも規定トルクでネジ山を潰しています
組み込む時は慎重に締めたほうが良いですね
むしろ手の感覚で締めた方が安全かも

上にもケースの弱さを書きましたが
オイル交換のときにドレンボルトのケース側を馬鹿にしてしまいました

規定トルクは12Nmですが、これでもケースが弱すぎます
漏れなければ10Nmぐらいが良いかも知れません
リコイルでの補修も考えたのですが
ネジ１本に金をかけるのは馬鹿らしいし、リコイルは何回も使うものではないのでガスケットにて補修
ガスケットにて補修する際はワッシャーは使いません
これからオイルを抜く時はシリンジですね

ヘッドを分解して思ったのですが
規定トルクでネジがバカになる。
バイク屋さんがチョイノリの整備を嫌がる理由が分かりました
オイル交換ですらネジが舐めるようでは、そりゃ嫌がりますって