日曜大工

久しぶりに日曜大工をしました。

訳あって、我が家のリビングの巾木の一部を交換する必要に迫られました。日曜大工が得意という訳でもないのですが、それでもDIY派としては「自分でやってみたい」そんな衝動に駆られ、日曜大工に精を出すことになりました。




そもそも巾木とは、壁の下部、壁と床の境目にある飾り木のことで、壁の最下部に細長く横板を取り付けることで、汚れたり壊れたりしやすい壁の下部を保護するなどの目的があります。巾木を交換するに際して、どのように取り付けられているか、また、どのように交換すればよいかをネットでリサーチしたところ、まあ自分で出来ないこともなさそうだということが分かりました。

そうと決まれば、早速ホームセンターへ必要な部材の調達に出掛けます。巾木には色々な種類がありましたが、木製で下部にゴムのクッション材の付いたものを選択、4mで780円でした。

それでは作業に掛かりましょう。
先ずは、ボロボロになってしまった巾木を外します。

巾木は隠し釘と接着剤で着いているのが一般的なようで、我が家の場合もそのように取り付けられていました。そこで、巾木の端の釘部分を引き抜き、後はゆっくり丁寧に剥がして外します。
壁材は石膏ボードなので、焦って雑に剥がすと石膏ボードがボロボロになってしまいます。
壁材を壊さないよう、焦らずゆっくり剥がしていきます。

次に、巾木を壁の寸法に合わせカットします。プロは丸ノコを使うようですが、
さすがに我が家に丸ノコはありません。そこで、ジグゾーとノコギリでカットします。

地味な下準備をようやく終え、やっとお楽しみの取り付けです。

カットされた巾木に木工用ボンドを塗り、壁に付けたら端の上下に隠し釘を打ちます。
剥がしやカットの下準備が長かった割に、取り付けはあっという間です。
仕事は「段取り八割」とはよく言ったものです。

残念ながら美しい仕上げには程遠い出来上がりになってしまいましたが、
それでも今宵のビールが美味しかったことは言うまでもありません。