
遅めのバケーションをいただき、
セブ島へ行ってきました。
バケーションで行きたい所は沢山あれど、1歳半のチビがいるので長時間フライトは不可能。
そこで、「直行便5時間以内・常夏・ビーチリゾート」のキーワードから今回はセブ島に決定です。
成田から直行便で4時間ちょい、北緯10度まで南下して夏をやり直します!
滞在はプランテーションベイというホテルに宿泊しました。

このホテルは、広大な敷地の中心に大きなラグーンを有し、
ラグーンに沿ってコロニアル調の低層階ゲストルームが点在。
1Fに部屋を取れば、ラグーンへはベランダから直接アクセスできます。

複数のレストランや売店、スパなどの施設も充実しており、
その気になれば滞在の全てをリゾートの過ごすことができます。
セブシティーに繰り出してみることにしました。
リゾートがあるのはマクタン島というセブシティーからは少し離れたエリアです。
そこで、ホテルでタクシーを呼んで街へと向かいますが、車窓の景色があまりに田舎なことに驚かされます。数年前、マニラ中心部のマカティという街を訪れたことがあるのですが、マカティが完全な近代都市だったことから、「フィリピン=近代都市」という先入観を持っていました。それだけにギャップに驚き、何故だか少し嬉しかったりもします。

しかし、セブシティーに着くと景色は一転、完全なる近代都市です。
大多数をキリスト教徒で占める国だけに、この時期はクリスマスムードが満天。
しかし、我々日本人には暑い中で見るツリーのイルミネーションに妙な違和感を覚えます。

ショッピングセンターにはナショナルブランド(本物かどうかは分かりませんが)からチープな国内製品まで様々ありますが、特別良い品物がある訳でもブランド品が安い訳でもありません。
ひとつハッキリ分かったことは、ここではショッピングに期待できないということです。

広大なショッピングセンターを散々歩き回った挙句に買ったものといえばこのビーサン1足のみ。
日本円で120円也。しかしデザインがなかなか秀逸です!
私にとって今旅のハイライト、バンカーボートに乗りました。バンカーボートとは東南アジア各地でみられる、細長いハルの左右にアウトリガーのついたアメンボのようなボートのこと。手漕ぎから船外機、船内機に至るまで大小様々あり、国や使用水域によってハルの形状も色々あるそうです。

今回乗ったバンカーボートは全長が30ft程度で、三菱製のクルマ用ディーゼルエンジンがそのまま積まれたシャフト船でした。

マリナイズされていないクルマ用エンジンそのままなのに、冷却経路に海水を入れて直接冷却していることにも驚きますが、特筆すべきはスタンチューブ。グラウンドパッキンでもなければ、ましてやシールスタンである筈もありません。アルミホイルをサランラップで包み、それを輪ゴムで絞めているだけ。それでも水が漏らないから大したものです。日頃スタンチューブに神経質になっている自分が馬鹿らしくなります。(笑)

ミッションもクルマ用が使われていますので、ギアレバーの他にクラッチもあります。
ちなみに、ハンドル横に掛かる黄色い紐はスロットルです。

凪の海だと意外と速く快適で、GPS見たら18.5kt出ていました。
悲しいかな、私のプリンセスより速いです…。
ホテルの夕食にも飽きてきたので、島の南端にある「lantaw」というレストランに行ってみました。
建物は水上コテージで全席屋外席。海を挟んでセブシティーの夜景もキレイで、
美味しくてムーディーでそれでいてリーズナブル、凄く良いお店でした。

但し、遠く辺鄙な場所にあるため、帰りのタクシーが捕まらないとガイドブックに掛かれています。
そこで、一旦、ホテルから外に出て、流しのトライシクル(サイドカー付きバイクのタクシー)を拾って往復、食事中は近くで待機していて貰いました。

最初はトライシクルに乗ることに引いていた家族も、いざ乗ってみると、バイクともオープンカーとも違う爽快感が気に入ったようでした。
暑い日中はホテルで水遊び。

海もプールもあり、SUPやカヤックのレンタルもあったりするので、ずっと遊んでいても飽きません。

不思議と辺りには誰もいません。よくよく聞くと、日差しの強すぎる日中は皆さんあまり外で遊ばないそうです。炎天下に延々と水遊びしているのは我が能天気一家だけでした。
チビがまたトライシクルに乗りたいというので、
今度はマクタン島内のショッピングセンターまで行ってみました。

ショッピングセンターはリゾートから約30分、空港近くのエリアにあります。
この辺りは田舎過ぎず都会過ぎず、実に良い感じです!

スーパーで買い物をして、

当地の名物スイーツ「ハロハロ」と「バナナスプリット」を食べ、

フィリピンで人気のファーストフード店にも行きました。

とにかく安いですがお味もそれなりです。
ただ、何故かフライドチキンは意外と美味でした。
久しぶりの家族旅行、

これから迎える仕事の繁忙期を前に、たっぷりパワーチャージができました♪