ユーモアのすすめ

日清食品千歳工場のイベントを楽しんだ後、そのまま札幌芸術の森美術館に足を延ばしてみました。

　かねてから見に行きたいと思っていた“福田繁雄 大回顧展"を見てきました♪

　ポスターに使われている《ランチはヘルメットをかぶって…》と言う作品。
　スプーン・ナイフ・フォークを溶接し、ある一点から光を当てるとバイクの影が浮き上がる作品です。

　影をデザインするなんて考えた事もありませんでしたが、実物は圧巻です!!


　入口付近には２種類の“ペッチャンカー1号と2号”

　正面から見ると何の変てつもない車の模型かと思いますが、横に回り込むと『狭っ!!』『短っ!!』
と視覚のトリックが待ち受けてます。

　最初見た瞬間、脳の処理が追い付かずクラッとしました(^^;)

　他にも意味深なグラフィックデザインやトリッキーな立体作品等、ひねりの効いた作品が多数展示されていて久し振りに脳が活性化しました。

　中には“あの”エッシャーの騙し絵を立体作品にしてしまったり。
　ミロのヴィーナスの胸像に歴史上の有名人の肖像を描いてしまうと言う、学校でやったら確実に職員室でこってり絞られるような悪ふざけまでありました(*≧m≦*)

　冗談が過ぎます(笑)

　福田繁雄さんは本気で悪ふざけをする素敵な方の様です。

　皆さんも機会があったら見てみて下さい、きっと良い刺激が受けられると思います。


　追伸:見てる時に他の若い女性客が、とある作品を見て『わぁキモいんだけど。』とか言いながら通りすぎていきました。

　こんな貧相な感性しか持っていない女性とは付き合いたくないなぁと感じる瞬間がありました。

　せっかくの素晴らしい作品を前に、そんな言葉しか出ないなんて寂しいですね。

　もっと感性を磨いて欲しいです。