
数日前のブログで吸気温度と燃費の互換性に触れてから、エアクリ関係のサイトを見て回っていたのですが、TOP FUELのパワーチャンバーの記事を読んで自分のむき出しエアクリの知識の無さに愕然としてしまった。
と、いうわけで吸気周りの改善計画を試行したいと思います。
その1
サクションパイプにチャンバーを装着してエアクリの性能アップ!!
1.5乗りの方に愛用者が多いサティスファクションのエアクリキットにはサクションパイプにカーボンのチャンバーが付いていますが、正直な話、あれが何のためについているか、さっぱり分かってませんでした。
チャンバーとはいわゆる【(仕切りのある)部屋】のこと。サクションパイプの中間にチャンバーがあることでパイプ内の容積に余裕が出来てアクセルのON/OFFによる吸気の流速の変化が最小限に抑えられ、より 安定した吸気量を供給できるようになるのだそうです。
クレハ号に装着しているRRMのショートラムはクリーナーにパイプ直付けでチャンバー容積を全くもたないのでストップ&ゴーを頻繁に繰り返すようなシチュエーションは苦手で、アクセルを 踏みなおして吸気量が上下するたびに流速が激しく変化するために、アクセルONの瞬間の立ち上がりが遅れるために トルクがなくなったような感じになります。そこでチャンバーをつけて立ち上がり加速をよくしよう、というわけ。
ただし連続高回転の状態が長引く最高速や最高出力を重視する場合は却ってチャンバーが抵抗になってしまうので、低~中回転域(立ち上がり加速など)のトルク感を損なわないようにするためのパーツと言えます。
問題はどう『作る』か…。
当然こんな実験みたいなことにウン万もする多車種用のチャンバーを買うわけにもいかないのでお手製になるわけで、しかも現在装着してあるRRMのサクションパイプを活かそうとするとあまりのスペースのなさに頭を抱えてしまう…というわけです。
とりあえず試作品は1000円ちょっとで作れそうな目処がたったので、年明けにでも作ってみようかと思います。
その2
フィルターにカバーはNG!
むき出しキノコの中にはエンジン熱を吸い込まないようにするためにフィルターのすぐ側面にカバー(遮熱板)がついていて、頂点部からのみ吸入するタイプのクリーナーがありますが、高熱を吸わないようにするという点はいいにしてもフィルターをカバーしてしまう、というのは実はNG。遮熱が目的とは言え、クリーナーをカバーで覆うと吸気量が大幅にダウンしてエンジンパワーも純正フィルター時よりも5%近くダウンしてしまうのだとか…。
『キノコにすると吸気音がすごいと聞いてたけど…大した事ないな』と感じる場合、すなわちカバーなどが邪魔をしてうまく吸えてないから吸気音が小さい、ということです。
クリーナーがエンジンやラジエターからの高熱を吸わないように遮熱しつつ、冷えた空気が取り入れられるダクトをクリーナー側に装着して吸いやすくする(寒冷期は別)ことがベストのようです。
この2点に注目しながら2012年初めの作業として、
【RRM ショートラム改 呉服すぺしゃる ver.2】
を作ってみたいと思います。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2011/12/26 01:46:48