
台風直撃中ですが、皆さまのところは大丈夫でしょうか?
台風が通り過ぎるまでは安全なところで大人しくしていましょう…。
と、いうわけで、毎度おなじみとなりつつある、【ど素人の考察コーナー】です。
お暇な方はお付き合いしていただけると嬉しいです(笑)。
今回はCVTのゲート表示について考えてみたいと思います。
どのCVTにもP(パーキング)、R(リバース)、N(ニュートラル)、D(ドライブ)はほぼ共通して存在します。ポイントはその1つ先です。
スイスポやRS、セルボSRのようにパドルシフト(シフトゲート)の操作による変速ができる車種はM(マニュアル)レンジが存在します。

これの用途はマニュアルというくらいですから、なんとなく分かりますよね。
これが通常のスイフトのようにパドルシフトや変速レバーによる変速操作ができない車種になるとLレンジになります。

Lレンジ…従来のトルコンAT同様に考えるとLレンジはLow、すなわち1速相当。
ここでずっと不思議に思っていた点が一つ。
SX4のようにL→2(→3...(ない車種ならO/Dスイッチ))とあるならその使い道は【ギア固定】もしくは【上限ギア規制】というのがなんとなく分かります。
※私の場合は、L→2→3→D(実質上の4速)とあることをいいことに、加速時も減速時もMTのようにガコガコと操作しまくってましたwww
多分正しい使い方ではないです…
でも、Lレンジだけしかない意味って…あるんでしょうか??
0発進時の一時的な瞬発加速力だけ得ても、オーバーレブしそうなところでDにいれたら結局速度相応の回転数になっちゃうわけですよね?
それに多くの車種はスイッチ一つでローギア比になって通常のDレンジ走行よりもアクティブさが増すS(スポーツ)モードスイッチがあるわけですから、

ちょっとヤンチャな走り方したいなら、Lレンジ使わずともSモードにするだけでいいわけです。
ますますLレンジの役割が分かりません…。
で、その役割不明なLレンジの代わりに登場した表記がトヨタ、ダイハツ車に見られるBレンジ。

この前、ミライースの試乗に同行したときに、Dの下が見慣れない【B】だったのでビックリしたんですよ。
ちなみに察しの良い方はすぐ分かりますね。Bはバック…つまり後退
ではなく
ブレーキのB、すなわちブレーキ用のレンジで、役割はLレンジと同じだそうです。
ここでLレンジの役割もはっきりしましたね。
つまり急な下り坂などを下る際、ギア固定できないCVTはぐんぐん加速してしまい、フットブレーキに頼らざるを得なくなってしまうので、エンブレを強く利かせるためのギア、というわけですね。
ちなみに先述のSモードも、加速用のものというよりは長い下り坂で緩めのエンブレを利かせたり、雪道などで発進する際に役に立つんだとか…。
それって…スポーツのSではなく、2ndギアのSなのでは…??
そう考えている人も少なからずいるそうです。どう見てもスポーツ走行と無縁のクルマにもSモードって付いてますしね…(笑)。
つまりCVTについているDの下のレンジは基本的には減速用!?
と、いうことはMレンジも然りなのでは?
これは私個人の意見ですが、スイスポ(CVT)でもコーナー進入時に5速から2速に落とすみたいなシフトダウンの操作ならMTに匹敵するほど楽しめると思います。
(つか私はどっちかというと普通の交差点であってもMTでコーナリングの際にシフトダウンするという操作が苦手なんですが…(マシンガンシフトダウンとか絶対無理www))回転数の合わない無茶なギアダウンはコンピューターが抑制してくれますし、レーサーっぽくて悦に浸れますしね(笑)。
ただ、コーナーからの脱出以降の加速…。ここが明らかに本物のMTとは差が出ます。ギアを選んでコーナリングしているので脱出直前はともかく、その後の加速に関してはCVTのMモードはMTの加速時のダイレクトさには足元にも及ばないといえるでしょう。
つまりマニュアルと名の付いたMレンジも通常のCVTよりかはギアが選べるというスポーツ色が強く出ていたとしても基本は減速用のもので、加速に多用するものではないんだと思います。
一般的にはどっちかというと【MTの醍醐味は減速時よりエンジンパワーを無駄なく使える加速時】だと思っているので某有名雑誌や某クルマ評論家が【CVT車でもMTのように楽しめる】と評価すれば『そうか…このクルマはCVTでも加速操作に優れているんだ』って思っちゃいますよね…。
買う前に試乗するにしても、試乗車で制限速度を大幅に超過するような加速をさせてくれるわけないですから、購入して慣らし終わって、さぁ、心置きなく峠やサーキットでぶん回すぞ!!という段階になって気づかされる“誤解”ですね。
逆に言えば速度を出す事やタイムを縮める事を走る楽しみとは考えず、ただ自分が楽しめるコーナリングをすることが走る楽しさだ、と考えている人ならスイスポCVTのMモードは楽しめる機能だと思います。私はどっちかというと後者です。
購入してから1ヶ月…。
スイスポCVTのMモードの使い道がいまいち分からず、どっちかというと加速用として使っては『トルコンATの方が加速速いんじゃね?』と不満を感じていましたが、なんとなくその不満が解消できそうなきがしてきました。
もし同じような不満を感じている方がCVT乗りのお仲間さんでいらっしゃいましたら、考え方を変えてみるといいかもしれませんね。
さて、駄文書いていい暇つぶしになったぞ(笑)。
よそ見しながらの作業だったので書き始めてから2時間くらい経ちましたけど、まだまだ勢力衰えませんね…。
今回のは雨台風と聞いてましたが風の方が凄まじいです…。
クルマで移動される方は飛来物にご注意ください。
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Posted at
2013/09/16 10:23:53