
霜月になり、朝晩は冷える日が多くなってきましたね。
こんばんわ。見た目は達磨ストーブでも存在は冷凍庫並に寒いと定評のある呉服です。
暗い時間が長くなると、クルマ関連の盗難が増加する、と言われています。
なかでもナンバープレート。年間で約22000枚も盗まれているんだそうです。
と、いうわけで、今回はとあるナンバープレート盗難防止ねじのお話。
ホムセンのボルト売り場なんかに売っているんですけど、盗難防止用のねじというものにワンサイドボルトというものがあります。
クルマスキーな皆さんでしたら一度くらいは見た事おありなのではないでしょうか?
要は『締めこむときは-ドライバーで簡単に締めこむことが出来るけど、外す際は専用の工具がないと外せないんで防犯になりますよ』というわけ。なるほどなるほど。
それならこのボルト、試してみようかな?プレート1枚分でも300円前後だし…と手に取ったところで、はっと気づくんです。
外す時には専用工具が必要なんだっけ…?専用工具って、どれだろう?
この製品のボルトは売っていても外すための専用工具(リムーバー)って一緒には売っていないことが多いんです。
理由は至極簡単な話です。
このリムーバー、こんな外見のくせに高価いんです。
販売店やワンサイドボルト作成業者にもよるでしょうが、ネット価格で7000円(抜)もするんです。
ねじ自体は300円前後でも使う機会は1,2度程度、でも持っておくべきリムーバーが7000円となればそりゃ、誰も初めから買おうとは思わないでしょう。
でも販売店側とすれば盗難防止、すなわち簡単に外せるようなねじでは意味がないんだからリムーバーがおいてなくても別に問題はないんです。でも、買う側としては頻繁に脱着はしなくても思わぬ事故でバンパー交換などが必要になるケースも考えられるので、外す段階になって『リムーバーが欲しいけど…7000円もするの!?』という文字通り、ワンサイド(一方的)なやり方でハメられるわけです。
まったく以て卑怯なやり方です。
かといって類似品で頭の十字溝の中心にピンがはいっているものについては対応ハンドルが安価で(約700円前後)販売している、という手軽さ故に盗難防止ボルトとしては頼りなさすぎます。
また、専用工具をボルトに刻まれた溝にはめて回すタイプもありますが、溝にゴミが詰まったら回せなくなってしまうため、屋外向きではないというなんのためのナンバー盗難防止用なのかよくわからないものも…
Dラーとかで盗難防止ボルト依頼すると“JCCロック”というタイプを勧められますが、

もし脱着しようとすると真ん中のプラグを壊さないとダメなので、あまりスマートとは言えません・・・。
裏を返すと電動ドリルに小さいドリルビットなんか装着して使えば簡単に外せちゃうみたいです。
ただ、電ドリ作動させる際に音が出るからそれが“防犯性の高さ”につながっているんだとか…。
どんな形状のボルトであれ、脱着作業に1分はかかるようなものであれは効果ありといえるでしょうね。
ウチのスイスポはナンバー脱着の機会多いからJCCロックにはできないので専用工具の付属しているパッケージにしたいと思います。
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2014/11/01 00:54:29