
おこんばんわ。
神奈川の実家からお送りしております呉服です。
仕事の都合での関東出張、そのついでの帰省…ということで、スイスポではなく新幹線で帰ってきたため、実家にクルマはなし…。
でもせっかく帰ってきたわけですからクルマで買い物くらいは協力したい…。
と、いうわけでレンタカーで借りたのがコレってわけです。
まぁ…新車の試乗ではないですけど、乗る機会があったクルマは少しでも吟味したいですからね。
※はじめに…
ここで書く内容はあくまで個人的な感想ですので参考にするしないはご自身でご判断ください
■価格・基本情報
発売年月 2004年4月
標準車両本体価格 115.0万円
駆動方式 FF
車両形式 CBA-AK12
トランスミッション AT
■寸法・重量・その他
全長×全幅×全高 3695×1660×1525mm
室内長×室内幅×室内高 1875×1355×1275mm
ホイールベース 2430mm
最低地上高 135mm
車両重量 940kg
乗車定員 5名
ドア数 5枚
■エンジン
種類 直列4気筒DOHC
エンジン形式 CR12DE
過給器 なし
総排気量 1240cc
使用燃料 レギュラー
燃料タンク容量 41L
■性能
最高出力 90ps(66kw)/5600rpm
最大トルク 12.3kg・m(121N・m)/4000rpm
パワーウェイトレシオ 10kg/ps
燃料消費率(JC08モード走行) -
燃料消費率(10/15モード走行) 19.0km/L
最小回転半径 4.4m
■動力伝達・走行装置
タイヤ 165/70R14
ブレーキシステム(前) Vディスク式
ブレーキシステム(後) ドラム式
サスペンション(前) ストラット式
サスペンション(後) トーションビーム式
* * * *
●運転席・助手席
当時はこれが当たり前だったんでしょうけど…車内全部がシボ加工された樹脂パーツオンリー!
なんか…懐かしさに感動を覚えます。
ちなみにシボ加工の樹脂ステアリングは引っかかりがなさすぎて操作しにくいです…。
乗り込んでみると、私がおデブというのもあるんですが、座席が小さい…。
それに床面に対して座面が低すぎます。スポーツカーにありがちなローポジとは違う意味で。
ペダル配置はかなり左寄り。右足だけでペダル操作するのはちょっと疲れそう。
その結果どうなるか?
自然な恰好でべストなドラポジが取りにくい配置・装備です。
背の高い人は絶対運転のしにくいクルマだと思います。
この辺は小柄な体躯の人だったらしっくりくるのかなぁ?
当時はまだCVTは一般的ではなくAT。O/Dスイッチが涙を誘います。
トルコンATのクルマが減ったことでO/Dスイッチも消滅の危機にさらされていますからね。
シフトノブ奥のスペース…何気にスマホ置くのに便利です。当時はスマホないですけど…www
グローブボックス内は大きくないけど奥側に謎のスペースが!
車検証のように普段使う機会の少ない書類入れに使えます。意外と女性用なら運転用の靴とか入れておけるのかな…?
この個体はコーナーセンサー付きで、壁などが接近すると距離に応じて警告音を放ちます。
ただし、壁に寄せて駐車する我が家の場合、ピーピーうるさいだけの装備とも言えます。
走行距離は100012km、惜しいなぁ…。
メーター周りはいたってシンプル。
●後部座席・荷室
一応5人乗りですが、後部座席に3人乗るのはキツイです。
前席との間隔にも余裕ないので女性でもかなり窮屈かと思われます。
そんなリアに人乗せることを前提にしてないグレードでもリアドアパネルにスピーカーは組まれているんですね(笑)。
荷室は…サイズ相応。
ちなみに荷室の板がプラダン、というなんともお粗末な物。
あまり重いものばかり載せていると底抜けの危険があるので扱いには注意が必要。
●走り味
10万キロも走破しているため足回りは相当プア。
コーナリング、ふにゃふにゃで怖くて50km/h以上で突っ込んでいく気になれません。
それとももともとこんな乗り心地とか?
加速については0発進はナカナカいいです。さすがはCVTよりも伝達能力にたけるトルコンATです。
ただし、それで速度が上がるか、というと話は別。低いギアをあまり維持してくれずにすぐに上のシフトに入ってしまうので国道や高速の追い越し加速じなどではキックダウン必須ですが、キックダウンしてもさほど速度は乗りません、
サイドの窓ガラスの下端が浅く、採光具合はなかなかで、思いのほか視界は広々。
この形のマーチにはmicra CCというオープンカーの設定もあったりしますが、視界だけでいえば通常のマーチでもオープンカーっぽいかもしれません。
■呉服の感想文
K12マーチの最大の売りはスタイル。当時にしてみると日産の代表格でもある売れ筋コンパクトを好き嫌いの別れそうな奇抜なデザインにしたというのはスバラシイの一言です。
その背景にはK12登場前に人気のあったヴィッツの存在があるんでしょうね。
ただ残念かなと思うのは【丸っこいコンパクトカー=女性】という印象がK12には強く出過ぎてる気がします。『クルマのことはよくわからないけど、可愛いクルマに乗りたいな♪』…そんな女性をターゲットにしたクルマ…という感じがしました。(無論カスタム次第でいくらでも変貌しますが…)
個人的にはコンパクトカーの中では結構クセのあるクルマだと思うのですが、人気出たんですもんね…不思議なもんです。日産ブランドの強さってやつなんですかね…?
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2015/03/07 01:23:03