
carviewトピックスより…
VW、新しいトランスミッションを開発
フォルクスワーゲンは、ASGと呼ばれる新型トランスミッションを開発し、次世代小型車“up!”シリーズに採用した。
ASGは、マニュアルトランスミッションをベースに、変速を自動化したもの。ギアセレクターには、「D」「N」「R」の3つのみが設定され、「P」ポジションはない。シンプルな構造と簡単な操作性を両立させたトランスミッションだ。重量が30kg程度と、通常のMTのわずか3kg増に収まっている点も、燃費や軽快感を向上させる要因となるだろう。
シンプルゆえに価格も安く、イギリスではマニュアルの595ポンド高(約7万2000円)とお値打ちな設定だ。ただしパドルシフトなどの付加価値品は、up!には設定されない。
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誰でも思いつきそうだけど、今まで出てなかったんですね…MT並に簡素なトランスミッション…。
※スペイン語かな?何言ってるかはさっぱりですが、画像見ればなんとなく動きはわかります。
普通のシーケンシャルよりもお手軽そうなのがいいですよね。
簡素な分、電子制御が邪魔してまともなシフトチェンジができない昨今のシーケンシャルよりも"やんちゃ"な遊び方もできそうですし…。
こーゆーのは開発したモン勝ちですね。
しかし…
PがないってことはエンジンオフはNってことですよね?
MT車乗りからすれば当たり前のことですが、AT車をPのみで停めてサイドブレーキ引かないなんて人も割と多い(特にペダルタイプのサイド(?)ブレーキは引き忘れが多いそうな…)という話なので、その辺慣れてない人が坂道なんかで転がって事故誘発するケースが多くなりそうな気がします。
Pレンジの便利なところは上り坂でも下り坂でも使える、という点ですよね。
実際ATのNレンジはPレンジの代用にはならないですから…(クルマの取り説にもそう書いてある)。
サイドブレーキが甘かったら転がっていっちゃいます。
そう考えるとこのASGはPレンジのないATというよりもクラッチのないMTと考えるべきなのかもしれませんね。
スズキがVWと提携してればスイフトあたりにこれが搭載されていたのかもしれないのか…。
はぁ…もったいないことしましたね…。
Posted at 2012/08/04 12:12:55 | |
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