2014年05月07日
冬の間は気に止まることなかったのですが、最近バッテリー電圧がなんだか不安定…。
シガーソケット(分岐なし)から電源取ってるGPSレーダーで表示している物なので正確なものとは言いにくいかもしれないですが、12~14.5Vあたりを行ったり来たり…。
もうバッテリーの劣化?そんなバカな…と思っていたのですが、同じ現象を気にされている方が他にもいらっしゃったようで…。
で、その不安定な電圧の原因…それが充電制御というもののようです。
構造はよくわからないんですが、簡単な考え方としては
●従来(といっても10年くらい前までのクルマのバアイ)
バッテリーを充電させるオルタネータが常時回り続けるため、バッテリーは常にフルに近い状態を維持できる。
ただし、オルタネータで常に発電させているのでエンジンへの負荷は大きく燃費が悪くなる
●充電制御車
フル充電したらオルタネータでの発電を自動で停止して、放電させる。電圧低下してきたら再度充電させる。
エンジンへの負荷は軽くなり燃費は良くなるが、充放電を繰り返すのでバッテリへの負担が大きくなる。
その見分け方というのはいたって簡単で、車検証の型式に“CBA”“DBA”という記号が付いていれば充電制御車なんだとか…。
ちなみに、私の場合…
現在のスイフトスポーツはもちろん、SX4とその前に乗っていた初代ist…これらは皆、充電制御車でしたwww
述べ10年も乗っていたのに知らなかったのか…。
そう考えるとGSやカー用品屋でバッテリーの無料診断といって『弱っていますね、交換をおすすめしますよ』と数値見せられても、それって充電制御の放電時であれば弱い値が表示されることもあるわけで…
【クルマを走らせればフル充電される】という過去の概念を持ち続けている人からすれば、『え、毎日走っているのに数値こんなに低いの!?バッテリー替えなくちゃ!!』ってなりますよね。
思い返してみると、その時に『いや、充電制御車なんでこのくらいの数値はよくあることですよ』という説明は一度も受けたことがない!
なんて悪どい手口だ…www
結論から言えば12Vより下回る数値にまで落ち込むことが多いとか充電開始しても14Vまで行かない、みたいなことでなければ急ぎの心配はないようです。
(如何せん“燃費改善”が目的のシステムなので放電時はエンジン出力が下がったり、電装品の動作が悪くなったりするそうですが…)
ただ、バッテリーへの負担が大きい分、過放電によるバッテリー電圧不足が原因の突然死というのも起こりやすいようなので注意が必要だそうです。
Posted at 2014/05/07 10:26:20 | |
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