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2015年03月08日 イイね!

呉服的試乗?レポート 【トヨタ ヴィッツ(NCP10)】

呉服的試乗?レポート 【トヨタ ヴィッツ(NCP10)】おはようございます。
4泊5日のお気楽実家生活も今日でラスト…早くもぐんにょり気味の呉服です。

先日のマーチに引き続き、昨日もレンタカーを借りてきました。

今回のお相手は…
初代Vitz!
言わず知れた名車中の名車です。

あいにくの天気で撮った写真もなぜか全部写り悪いですけど、とりあえずレポート、スタートです。


※はじめに…
ここで書く内容はあくまで個人的な感想ですので参考にするしないはご自身でご判断ください

■価格・基本情報
発売年月 2001年12月
標準車両本体価格 - 万円
駆動方式 FF
車両形式 TA-NCP10
トランスミッション AT

■寸法・重量・その他
全長×全幅×全高 3640×1660×1500mm
室内長×室内幅×室内高 1810×1380×1265mm
ホイールベース 2370mm
最低地上高 155mm
車両重量 900kg
乗車定員 5名
ドア数 3枚
標準カラー -
オプションカラー -

■エンジン
種類 直列4気筒DOHC
エンジン形式 2NZ-FE
過給器 なし
総排気量 1298cc
使用燃料 レギュラー
燃料タンク容量 40L

■性能
最高出力 88ps(65kw)/6000rpm
最大トルク 12.5kg・m(123N・m)/4400rpm
パワーウェイトレシオ 10kg/ps
燃料消費率(JC08モード走行) -
燃料消費率(10/15モード走行) 18.0km/L
最小回転半径 4.3m

■動力伝達・走行装置
タイヤ 155/80R13
ブレーキシステム(前) Vディスク式
ブレーキシステム(後) ドラム式
サスペンション(前) ストラット式
サスペンション(後) トーションビーム式

*    *    *    *

実は初代ヴィッツには少なからず縁があったりします。

私の一番初めの愛車、コルサ。

そのターセル、コルサ、カローラ2の3兄弟およびスターレットの後継車として誕生したのがこのヴィッツなわけです。
※言うまでもないですがセダン側の後継車はプラッツ。

で、そのコルサを事故で廃車にしてしまった後、次期愛車として選出されたのが、ヴィッツベースのist。

事故によりクルマ弄り熱が一気に失せた後だったので、パーツは豊富に存在したものの弄り自体は極めてシンプル。遠距離通勤で使用したため3年で6万kmも走ったものの正直なんの印象も残っていない1台だったりします。

で、話を戻して、今回借りたヴィッツはその乗っていたistと年式こそ若干異なるものの同じエンジン、同じシャーシ。つまりあの頃の感覚が少し思い出せるかもしれない、と、特に走り味の面では個人的に期待大なわけです、

●運転席
ドア開けて『をぉ!』と思うのはこの時代にトヨタがやたら積極的に取り入れたセンターメーター故にステアリング前の広大な平面に違和感を感じるからかもしれません。

トヨタ自身、『この方が見やすい』と思って取り入れたんだろうけど、現行車種に全然反映されていない所からすると、このセンターメーター…意外とトヨタ的には黒歴史なのかもしれませんね。


で、その噂のセンターメーター。
これ、HUDにしてたら結構カッチョイイと思うんですけどね。
ちなみにistにはタコメーターありましたけど、こっちにはありません。


ちなみにこれがistの運転席側。
ヴィッツのプレミアム版っていうのが売りなので似ているようで要所要所に個性が光ります。


まぁ…なくても問題ないですが…

ステアリングの質感なんかは同じ樹脂ステアですけど先日のマーチとは大違い。
こっちの方が握りやすいです。
その辺は過去のものとはいえトヨタ歴8年という潜在的な感覚が関係しているのかもしれませんが…。

ペダル配置は中央寄り。左足ブレーキはできなくはないですがちょいしんどいです。
istも同じ配置だったでしょうに…よくこんなん、運転できていたな…と思います。
もしかしたら後付ペダルカバーを左寄りにオフセット装着していたのかも…??
うーん…よく覚えてません…。

座席については先日のマーチほどの違和感はありません。座るとちょうどかかとの部分が少し下がり傾斜になっていて落ち込むようになっていて、その先にペダルがある…。変な姿勢を強いられるわけではないのでラクラクです。
ただし、座席そのもののホールド性は乏しいので長時間運転していると疲れるかも。特に足が。




上がヴィッツ、下がほぼ同世代のistのシート。
ヴィッツのシートのホールド性の乏しさがうかがえます。




シフトノブは…まぁ…何の変哲もない…という感じです。



そしてこの個体のびっくりドッキリメカ…

①電動のサイドポール昇降スイッチ
②自動開閉しないサイドミラー
③キーレスエントリーの付いてないカギ

昨今のようにスマートキー…とまでは望まないにしても、キーレスエントリーが付いてないってのは痛すぎる…。それ以上に自動開閉じゃないミラー…最近のクルマではごく一部の廉価版くらいでしかないですよ…。1.3Lだったらヴィッツの中では中級グレードにあたるわけですから電動ポールとかいらないからせめて自動開閉のミラーは標準装備であって欲しかった…。

まぁ、約15年前に製造されて、10万km走破した後、余生をレンタカーとして送っている個体に文句つけてもしょうがない話ですが…。



そのミラーですが小さくてすごく見づらいです。
スズキのミラーってスイフトですら結構大きいからそれで慣れちゃっているせいかな…。



インパネ周りに隙間タイプの収納スペースは多い反面、グローブボックスのように蓋ができる収納スペースは少なく、しかも隙間収納に無駄に場所を取られているため容量が小さく、グローブボックスについてはその名の通り手袋ぐらいしか収納できませんwwwこれは×。
A4サイズの書類(車検証とか?)は助手席下のシューズラック以外にしまう場所がありません。

●後部座席・荷室



後部座席は“座席”というよりは“腰掛”みたいな感じ。



荷室はリアフェンダーの張り出しが大きくあまり荷物は入りません。
また、後部座席を倒してもフラットにはならず、残念な感じです。



参考までにこちらがistの荷室。
高さは稼げませんが背もたれと荷室床がフラットになるので平積みしたものを載せたいときには重宝します。




言うまでもないですがキーレスエントリーではないのでリアハッチのオープンは鍵で開けることになります。バッテリー上がりの時なんかはいいですね。(忘れがちですがバッテリーによる電力供給がないと最近のクルマはリアハッチ開きません…しかも緊急用の鍵穴もないですから…)
せめて以前借りたミラみたいに室内からハッチ開錠できるレバーが欲しいところです…。

●走り味
お楽しみの走り味です。

マーチもそうでしたけど、最近は130ps以上のクルマばっか乗っていたことで忘れがちになっていましたけど1.3Lで88psと数値的には目を見張るものは何一つないですけど車重900kgという軽さは強力な武器ですね。一瞬の出足だけで言えばスイスポ(CVT)よりも速いです。istも同じエンジンでは有りましたけどこのヴィッツより装備面で優位な分、100kg重いですから、ここまで軽やかな出足ではなかったと思います。
サスやショック、ブレーキタッチについてはマーチよりかは頼もしい感じがしました。
最近のクルマみたいに静寂さとか皆無のクルマなので、エンジン音や排気音が中にガンガン入ってくるので私としては『やっぱクルマ運転するならこうでなきゃ!』というウキウキ感を伴う感じでしたが、多くの方は単純に『エンジン音うっさい』と思うかもしれませんね。

流れを作れるくらいの速度は出ますけどやっぱり走りの性能を重視して作られているクルマではないです。
ホールド性の悪いシート、キックダウンしてもシフトダウンの遅いAT、155/80R13というがっかりタイヤ…。
ロングドライブやコーナリングを楽しむクルマにするならある程度のカスタムは必要でしょう。


■呉服の感想文

このヴィッツも先に乗ったマーチもそうですが、走りの性能が悪いというわけではないですけど、この頃のクルマって走りの性能そのものよりもスタイルの方が重要で、いかにこれまでの20世紀代コンパクトハッチよりも革新的なクルマを出すか、ということに各社躍起になってたのではないか、と言う気がします。

その方向性がヴィッツやマーチに代表されるような丸みを帯びたものとフィットに代表されるような吊り目を筆頭に鋭角なラインを多用したものの大きく2種類に分かれ、ここ数年はどちらかと言えば後者側に寄りつつありますが、今回試乗した2台は間違いなく日本におけるコンパクトハッチ市場の開拓大きく貢献した車種であることは間違いないと思います。

日本の自動車社会を大きく変える革新的なモノになるって、当時のメーカー側も分かっていたんでしょうね。良かれ悪かれ、これまでとは勝手の違う個性的なデザイン・機能を取り入れてより良いクルマを作ろうとしている“手探り感”のようなものがこのヴィッツには感じ取ることができました。


新車に試乗すると自分の今の愛車にはないものばかりに目が行きがちになるものです。最近のクリーンディーゼルはどうだとか4WD性能の違いはどうだとか…。

それは決して悪いことではないとは思いますけど、新車にばかりに目が行くとどうしても自分の愛車が劣っているように見えてしまうものです。
自分が選んで買った今の愛車が一番!と再認識するにはコンパクトハッチの原点に戻ることができた今回の機会はホントによかったと思います。

短い運転時間ではありましたけど、学ぶことは少なからずあったと思います。




この後、仙台に帰り、明日からはスイスポ生活に戻ります。
4日しか乗らなかっただけなのに、明日が乗れることがなんかわくわくします。

通勤で毎日使っているとこのわくわく感が薄らいじゃいますからね…。

たまには新車でなくても違うクルマ運転するってのもいいですね、




…とは言え…

拗ねてバッテリー上がっててエンジン不動とかになってなきゃいいですけど…www

Posted at 2015/03/08 14:26:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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