
mixiニュースより…
来年1月から距離別料金制に=普通車500~900円―首都高速
首都高速道路が来年1月から走行距離に応じて料金を徴収する「対距離料金制」(普通車500~900円)に移行することが21日、固まった。移行に必要な東京都など関係6都県市の議会の同意が同日までに得られたため。国土交通相の許可を受け、年内に正式決定する。
首都高速は現在、東京線700円、神奈川線600円、埼玉線400円と、定額の「均一料金制」を採用している。
新たな料金制では、路線の区別はなく、自動料金収受システム(ETC)を搭載した普通車で、6キロ以下は500円、6キロを超えた場合は6キロごとに100円ずつ加算される。上限は900円。
ETCを搭載していない車は走行距離にかかわらず900円を徴収する。大型車の料金は普通車の2倍となる。
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この文からだとよくわかりませんが重要になるのは【路線の区別はなく】の表記でしょう。
路線の区別がなく…ということは、これまで定額別料金だった東京、神奈川、埼玉線の区別がなくなる、ということですよね??
すなわち、これまで神奈川(東京)線だけの移動で事足りていた人にしてみれば間違いなく値上げでしょうけど、神奈川・東京線の両方経由で移動していた人にしてみれば大幅な値引きと言えなくも無い…。
しかしそうだとすれば一つ問題点が…。
都県境の料金所(大井とか品川とか…)は今後どうなるのでしょう?
路線の区別がなく、路線ごとに別料金を払わなくていいのであれば、あんなモンは高速道路の真ん中に陣取ってるだけのジャマな存在でしかないわけですから退廃に尽きます。
しかし、それを撤廃するのにまた費用がかかる…。かといって全ゲート開放状態で放置しておくわけにもいかないでしょう。
だとしたら…結局、県境の料金所は新制度の後も存続することになり、【路線の区別なく】という言葉に矛盾する事になります。
言うまでもないですが…神奈川線は神奈川線域だけでこのルール、東京線は東京線域だけでこのルール…なんて言う様ならとんでもない改悪です!
さて、どっちなんでしょうかね…。
Posted at 2011/10/21 21:43:16 | |
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