
知り合いのご家族の方が詐欺の被害にあったそうです。
最近流行っている【送りつけ商法】というやつです。
この詐欺の正式名称はネガティブ・オプション。
注文がないにもかかわらず事業者が消費者に商品を送付した上で、売買契約の申込みを行ったり、事業者の言う条件の下で売買契約の成立を主張して代金を請求することをいいます(wikipediaより抜粋)
要は買う気の無い品物を勝手に代金引換、すなわち代引で送りつけてくるという手口です。
買う気のない品物…たとえば食べ物(カニが多い)とか健康食品とか化粧品とか、多岐にわたるそうです。
ちなみに、内容見ての通り、この詐欺の主なターゲットは女性、もしくは高齢者。
なお、私の知り合いのケースは化粧関連品。
3日お試し無料というセールストークに釣られて、注文したらモニター用と思しき小パックと通常サイズの製品が送られてきて代金を請求された。不審に思いつつも相談相手がおらず、どうすることも出来ずに代金を支払ったんだそうです…その額は5000円弱。
その後、またしても代引きの商品が配送。今度は2万円弱。ただ、今回ばかりは全く心当たりが無く、運送屋に相談したところ、【送りつけ詐欺】の可能性が浮上したので対処法を教えてもらって未遂で済んだ、というわけです。
始めは大した額ではなくても、一度ひっかかったことのある人は裏情報で別の悪徳業者に伝わって利用され気がついてみれば多額の損をしている、ということが多いそうです。
5000円程度の被害で済んだのは皮肉な言い方ですが、ある意味運が良かったのかもしれません。
他の手口についてはいろいろあるようなのでここでは書きませんので、ご自身で調べてみてください。
(購入手続きの有無ならまだしも、ひどいものだとアンケートと称して『今、ほしいものは?』という問いに『○○』と答えたら『欲しいって言ったから送った、返品不可』と強引に送られてきて代金を請求されたというものも…(怒)。)
特に注意が必要なのはインターネットやTVなどの通信販売を頻繁に利用している人。
自分は何がどこから届くか分かっていても、同居人がそれを知っているとは限りません。
買ったことすら知らない、という場合もあるでしょう。
ヘタしたら本人ですら何処から届くか分からない、という場合もあります。
(私も何度も車のパーツをポチッとして買っていますが、製造メーカーのハッキリしない奇天烈的なパーツであればあるほどその存在を疑いたくなるような謎の代理店からの配送ということが多いです)
こうなると、詐欺業者のいいカモにされちゃいます…。
ですから例えば…ポチッとブツが家族に知られるのがマズいような代物とかでなければ、『××日に▼▼から■■届くから、代金○○○円ね』という風に家族の間でコミュニケーションをとるといいと思います。
あとは…信頼に値する業者が相手なら代引きではなく振込み優先にするとか…
(ただ、信頼できない相手だから前払い(振込み)せずに後払い(代引き)にするのであって、そんな相手に普通は前払いは…指定されなきゃしませんわな…www)
あとは【被害に遭いそうになったら法的にこうすればいい】みたいな対処法はネガティブ・オプションの項目で多くの弁護士先生が語っていらっしゃるので、こちらもご自身で調べてみてください。
先から大事なところは【調べてみろ】ばかりで不親切?
そうかもしれませんね。
でも私自身、あまり他の方々にあれこれと言えるほど博識ではありませんし、稚拙な文章を読んでいただくより、その時間あれば自分の手で調べて、認識を深めていただいた方が効果あると思うんですよね。
そんな私から言えるのは…
こういう詐欺事件が意外と身近でも起きているほど横行している、ということを知っておきましょう!
弁護士の意見などをもとにネガティブ・オプションの手口や対処策を理解しましょう!
そして、自分がこんなクズどもの餌食にならないように、自衛策を講じましょう!
そのくらいです。
これからもお互い、安全なポチッとライフを楽しんでいけるといいですね!
Posted at 2013/10/05 20:18:21 | |
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