ホワイトメーター製作(その2)

取り外したメーターパネルを、しきい値を変えながら、マークがなるべくつぶれないようにモノクロモードにてスキャナで取り込み、輪郭などに手作業で修正したテンプレートを作りました。このデータを一旦ブラウザ上で開き、ご自分のパソコンに保存し、Windowsの"ペイント"などで、塗りつぶしや、ペン、ブラシなどのツールを使えば自由に色を変えることができます。なお、ファイル形式はサイズの関係からGIFにしました。これを加工する場合は、ファイルのサイズは大きくなりますが、取り込んだ画像をペイントで開き、一旦BMPの24ビットなどで再度保存しておけば、写真などを貼り付けてもきれいに仕上がります。

ちなみに、最初、ファイル形式をJPGにしていたのですが、JPGはファイルの"開く"と、"保存"を繰り返したり、"表示の拡大"、"標準に戻す"などを繰り返すと、その都度自動的にデータの圧縮が行われ、折角作った画像がどんどん崩れ、輪郭がぼやけたり色がにじんだりします。Windowsで加工される方はGIFかBMPで加工したほうがよさそうです。

2の画像のフォントは、無料ダウンロードのサイトから、気に入ったフォントを探して使っています。3の画像は、このデータを透明のフィルムに印刷し、白色フィルムに印刷する2の画像と貼りあわせて使い、後ろからのイルミのヒカリを透過させます。1のテンプレートにお気に入りの画像などを合成して使う場合、予めファイル形式をGIFやBMPに揃えておくとよいと思います。なお、ファイル形式を変更すると、色のパレットも変わるため、色合いや解像度が変わることがあります。つづく(スピードメーターの表示が狂ったりすると車検に通らないこともありますし、メーターの改造には破損などのリスクもあります。あくまでも自己の責任でお願いしますね。)

このデータはもともと400dpiで取り込んでいますが、加工の途中で96dpiになっていますから、印刷の際はプリンタドライバではなく、"ページ設定"で24%に縮小してください。