今年一台目

今日は雪がしっかり残った路面で気温が上がり大変なことに。朝からブレーキに触っただけでABSが動作します。

自転車乗りの私は愛車のSupernormalくんにスパイクタイヤを履かせて移動するのが基本です。ただでさえ狭い雪道でいつ転けるか分からない自転車は、クルマから観るとほとんどの場合邪魔者です。

私は自転車もクルマも好きなので、自転車に乗る時はクルマの視点で、クルマを運転する時は自転車の立場で走るように心掛けているつもりです。（歩行者の視点なしにクルマや自転車を運転する資格はないと思っているのでその点はノーコメント）

後ろからクルマが来ているときは、追いつかれそうなら十分マージンを取って路肩によってクルマに先に行ってもらいます。先に行けそうなら安全に走れることをアピールしながら走ります。

自転車ロードレースの練習は夏しかできませんが、その時もクルマには十分アピールしお互い喧嘩になるようなことの内容に心掛けるようにしています。ま、たまにキレてクルマを平手打ちすることもありますが、いかんいかん。切り替えます。

前置きが長くなりましたが、「今年一台目」は自転車から降りて動けなくなったクルマを道路に戻すこと。今日はタクシーが滑ってにっちもさっちもいかない状況に。札幌の強力ツルツル路面で交通量も多い中FRのタクシーを運転するのは大変です。スタッドレスも業務用の耐久性重視の硬いコンパウンド。お疲れさまです。
クルマに乗っていると自分の車を止めて降りて脱出を手伝ってとなると、自分の車が動けなくなる二次災害になったり、止めているだけで渋滞を招いたり結構大変です。

自転車に乗っている時は、ちょっとその辺の雪山に自転車を刺して（！）簡単に脱出を手伝えるのです。

今日はものの15秒くらいで2車線を塞いでいたタクシーが復帰していきました。まあ、私としてはラリー観戦中に目の前でロールオーバーしたヤツをコースに戻す程度の感覚ですが、結経感謝されたりします。

まあ、感謝されたくてやっているわけではありませんが、私が自転車乗りであることはしっかりアピールさせて頂いています！（笑）自転車がクルマを助けたりすることもあるんです！（ちょっと強引な表現だな）

道路はクルマだけのものではありません。自転車のものです！（じゃないですよ）

今年は何台救出できるかな？