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ウチにやってきてから6年が経過したシュペールくん。

バッテリーは初めから付いていたBOSCHシルバー。最低でも6年は可動し続けてきましたが、この冬はちょっと厳しい予感。充電してもすぐに充電完了。つまり容量が少なくなっている模様。クランキングもちょっと元気がない。

BOSCHのバッテリーは突然ダメになるケースが良く報告されていますが、私はシトロエンにしてからもう10年以上、ほとんどシルバーばかり。今のところトラブルは皆無。

以前鉛蓄電池ではありませんが、いろいろなメーカーの電池を仕事で使っていたことがあります。結論は至って簡単。ブランドと値段が全て。なので、自動車バッテリーの場合メーカーとして選択肢は事実上BOSCHのみ。国産車ならGS-YUASAなども問題ないでしょう。ただし、最近のバッテリーは今のところ理由はよく分かりませんが、どのメーカーでも突然ダメになる可能性があるようです。

BOSCHがだめみたいに言われることが多いのは、流通量が多いこと（なので不良率が同じでも不良数は他社より圧倒的に多くなる。その結果不良報告が多くなる。）や、もともと信頼のブランドなので不良品がでると絶望されてしまう。などなど。

リスクは避けたいので今回はBOSCHのSLX-6Cを発注。送料込みで\12300ほど。あれ、ずいぶん安くなったような。

まあ、保証も3年4万キロとちょっと長くなっているし試す価値は十分あると思います。

到着したらまたご報告します。

今日はシュペールでお迎え。

夕方から降り始めた雪はあっという間に20cm超。「タクシーで帰る」という電話を一度もらってから「ごめんやっぱり来て」とのこと。ん。外を見てやっぱりこりゃタクシーまともに走らない。

で、ガレージまでの20mが新雪で長靴でも中に雪が入る深さ。一瞬シュペールを出すかクーペを出すか迷ったものの、1月から札幌より雪の多い街へ赴任することを考えあえてシュペールで。

途中の道はタイヤが半分くらい埋まる雪。止まったら再スタートできません。

轍を慎重に進んで、交差点を通過し・・・。前も見えない。ライトを上向きにすると雪に反射して真っ白。でも歩行者はライトを切り替えないと発見できません。

何とか幹線道路までたどり着いたらまたまた轍。前のクルマはレーンチェンジするつもりなのかよたよたとすすみ・・・。とおもったら中央分離帯にクルマが刺さっているし。

スパイク時代のようにエイヤッという感じではありませんが、ちょっと大きめにステアを切ってアクセルを踏み込みレーンチェンジ。こういうときにZXは全長の割に長いホイールベースで怖ろしいくらい直進安定性が良いことを実感します。なかなかよい。

で、たどり着いてUターンして乗せようと思って周りのクルマをよけてつい微妙なところで停止してしまい。シュペールくん今年初スタック！私が降りて運転を代わってもらい押す私。何回か（右に切って前・左に切って後ろなどなど）やって脱出。今年2台目は自分のうちのクルマでした。

家にたどり着くと更に雪は深くなっており、除雪をしないで方向転換してガレージに入れるのはほぼ無理。と思ったのですが、だめもとで。

出発した時のタイヤ跡に上手く乗せて切り返し、一瞬でもクルマの動きを止めるとアウトなので（こういうときATは素早く切り替えできないしクラッチもないので非常にやりにくい！）止まった瞬間に次のアクション。

はー。奇跡的に2回切り返しで無事ガレージに収まったシュペール。


戦場？タイヤの跡の間はバンパーとおなかで雪かきした跡です。



戦いが終わったシュペールくん。すっかり溶けましたが、帰ってきた時はナンバープレートの高さまでべったり雪でした。いくら車高が低いって言ってもね〜。

1月以降本当に大丈夫なのか！

クルマに乗ることをやめるというお話ではありません。

今日は昨日の続きで道路はスケートリンク。あさ、ゴミを出しに行こうとしてコケたのですっかりやる気をなくして、今日はスパイクタイヤ。

クルマのスパイクは禁止されているので、乗り物ごと変更です。

なんだか腰砕けではっきりしない感じだと思っていたマウンテンバイクSupernormalくんのタイヤは−5℃くらいからかなりしっかりした感じになり、クイックな挙動になってきました。29erの大きな接地面積のおかげで自転車とは思えないトラクション。フロントブレーキをしっかりかけても全く問題なし。これは正解だったかも。

ただし、夏用に堅めのセッティングのままのエアスプリング＋油圧ダンパーのサスペンションフォークは路面のごつごつをそのまま伝えてくれます。やはり調節しなければ。設定項目が多すぎて未だによく分かっていません。だれか詳しい方いらっしゃれば教えて下さい。ROCK SHOX REBA RLTです。欲張っていろいろセッティング出来る機種を選んだら何をどうするのが良いのか分かりません。

メタルパッドの方は低温状況で絶妙なバランスで効いてくれます。これは文句なし。初のディスクブレーキは今まで何だったんだ〜！というくらい使いやすい。ただ、タイヤ交換の時にちょっと馴れていないので時間がかかります。いまはスペアホイールがないので、脱着はほとんどしませんが。

今日は雪がしっかり残った路面で気温が上がり大変なことに。朝からブレーキに触っただけでABSが動作します。

自転車乗りの私は愛車のSupernormalくんにスパイクタイヤを履かせて移動するのが基本です。ただでさえ狭い雪道でいつ転けるか分からない自転車は、クルマから観るとほとんどの場合邪魔者です。

私は自転車もクルマも好きなので、自転車に乗る時はクルマの視点で、クルマを運転する時は自転車の立場で走るように心掛けているつもりです。（歩行者の視点なしにクルマや自転車を運転する資格はないと思っているのでその点はノーコメント）

後ろからクルマが来ているときは、追いつかれそうなら十分マージンを取って路肩によってクルマに先に行ってもらいます。先に行けそうなら安全に走れることをアピールしながら走ります。

自転車ロードレースの練習は夏しかできませんが、その時もクルマには十分アピールしお互い喧嘩になるようなことの内容に心掛けるようにしています。ま、たまにキレてクルマを平手打ちすることもありますが、いかんいかん。切り替えます。

前置きが長くなりましたが、「今年一台目」は自転車から降りて動けなくなったクルマを道路に戻すこと。今日はタクシーが滑ってにっちもさっちもいかない状況に。札幌の強力ツルツル路面で交通量も多い中FRのタクシーを運転するのは大変です。スタッドレスも業務用の耐久性重視の硬いコンパウンド。お疲れさまです。
クルマに乗っていると自分の車を止めて降りて脱出を手伝ってとなると、自分の車が動けなくなる二次災害になったり、止めているだけで渋滞を招いたり結構大変です。

自転車に乗っている時は、ちょっとその辺の雪山に自転車を刺して（！）簡単に脱出を手伝えるのです。

今日はものの15秒くらいで2車線を塞いでいたタクシーが復帰していきました。まあ、私としてはラリー観戦中に目の前でロールオーバーしたヤツをコースに戻す程度の感覚ですが、結経感謝されたりします。

まあ、感謝されたくてやっているわけではありませんが、私が自転車乗りであることはしっかりアピールさせて頂いています！（笑）自転車がクルマを助けたりすることもあるんです！（ちょっと強引な表現だな）

道路はクルマだけのものではありません。自転車のものです！（じゃないですよ）

今年は何台救出できるかな？

あと一ヶ月で飼い主（私のパートナー）が転勤することになったシュペール。もちろん一緒に行きます。

あれもこれもと思っていたのですが、急遽転勤が3ヶ月前倒しになってしまい応急処置のまま出発することに。

クーラントを換えてから少し機嫌を直してくれましたが、ロアアームブッシュからギコギコ異音がするし、リアは段差を超えるとちょっとだけ落ち着きが悪い。

でも工場に入れるにも時間がないし、ちょっとだけ無理してもらうことに。。。（涙）

取り敢えず半年に一度のオイル交換を来週やります。寒くなってから始動直後に青い煙を吐く症状が復活。おそらくO2センサーがダメです。ウインドーウオッシャーポンプもダメでちょろちょろしかでないし。

せめて弱ってきたバッテリーくらいは新品にして送り出したいです。冬用のスノーヘルパーやジャンパーケーブルもクーペには積んでいたのですが、新調しなければ。

十分なこと何もしてあげられなくてごめん。（シュペールくんとその飼い主の両方に・・・。）でもお願いだから一年と3ヶ月飼い主をサポートしてね。