1月
C5は納車されてから1年半で20000kmと少し。クルマにとっては丁度いいペース。ただ、塩の上を走るため、ハイドロシステムをはじめ足廻りの劣化が心配。
2月
2月は、一年に一度の資格試験。資格がないと仕事が出来ない。ちょうどZXは今後の方針が未定のままになっていたために、試験会場までのアシが・・・満身創痍のZXを無理に走らせるのも気が進まないけれど、大事な時に馴れたクルマの方がいい。と迷っていると、「大事な時に乗っていくクルマに拘っている場合なの?」とひと言。「C5に乗っていっていいよ」ありがとう。またくだらないことに引っ掛かかり、つまらないことに迷っていることを見破られた。
3日間の長丁場は20代の若者達でもかなりキツイ。それを今の私が同じ事をする訳だから、少々反則かなと思いつつ背に腹はかえられない。
駐車場で凍り付いて待っていてくれたC5。ボロボロのわたしは会場を出て駐車場に行きドアを開けてドライバーズシートに座った瞬間、家のソファーと同じ感覚に。そのまま無事の家まで連れて帰ってくれる。「あとは任せて」と言わんばかりに。
最低限の覚醒度を保ちつつ、十分にリラックスできるこのクルマは一体何なんだとふと思うことがある。
ともあれ、無事3日間を終えた。
試験は何とか最後まで辿り着いたものの、全く自信がない。提出してしまった答案用紙を嘆いても点数は上がらないので、気分を変えるためにこれまた十数年振りにフランス語学校へ。毎週通うことは時間的も金銭的にも難しいので、1ヶ月に1から2回あるフリートークに参加することに。2時間500円で話し放題なら格安でしょう?
3月
発表までの時間、自分の先についてあれこれ心配してもほとんど役に立たないので、シトロエンについて先を考えるため試乗に。本命候補のGrand Picassoは予想以上の出来だ。ただ、エンジンがディーゼルかPSA純正になるのを待つ必要があるだろう。パークアシストも思ったより面白かった。意外と使うかも?
そして、判決の日。
終わった。もう試験は受けなくても良い。次に進める。13年振りに復帰できる。
どんなに感謝しても足りない人がたくさんいるが、言葉にならないので無理に言葉にしない。
通勤車両の整備。駐車場(駐輪場)の確認、その他おおくの雑務に追われる。
4月
さて、クルマに戻る。ZXのこの先はまだ決まっていない。少し走ってみて考える。降りるとも乗り続けるとも結論が出ない。
5月
C5の車検がやってきた。代車はDS5。これじゃ目立ちすぎて仕事に行けない。ただ、50代以降になってこういうのはありかもとのこと。
無事車検が終わって、冬の垢落とし。北海道の冬、とくに高速道路はクルマに厳しい。サスペンション、ハイドロ油圧系統の傷みが始まっている。対策を考えなければ10年、15年、或いはそれ以上乗り続けるのは難しい。部品があるうちに総取っ替えしたいくらいだ。
クサラはどうする?
ガレージから出して近所を一回りしようと思ったら、スポーツカー。流石にダメだ。
迷わず買っておいたマフラーを積んで工場へ。
乾いたいい音になって帰ってきた。やはり純正だ。(リプレイスだけど)
面倒になってオイル交換をはじめてやってもらう。
6月
カモネギさんが来札。2台乗り比べでウチのC5は絶好調に。考えていたRECSは見送りになった。一年に2回くらい思いっきり回せばいいのならガソリンなど安いものだ。
半日走り回り、途中まで2台連ねて走る。
マフラーを交換してもらったZX、今度は排ガスが漏れている。エキマニと触媒の間にあるガスケットが磨り減っていた。クサラでも同じ事になったが、キャビンに触媒を通っていない排ガスが入ってきて危険。交換後は排圧が逃げなくなったためトルクがでて乗りやすくなった。
排気周りが終わったので、一気に進める。ブッシュがダメになっていたロアアームは打ち替えでは耐久性が下がるとのことでアームごと交換。純正品は国内在庫がなかったため社外品を採用。ロアアームとタイロッドエンドを積み込んで再び工場へ。
整備後はテストを繰り返し、ストラットアッパーサポート・コイルスプリング・ショックアブソーバーは現状で問題ないと判断し先送りに。
新車のZXに乗っていない私にとってこのコンディションのZXは未体験だった。予想を遙かに上回る質感。新車に興味がない私だが、新車でZXに乗られた人がほんのちょっとだけ羨ましい気がした。
もはや修理ではなく製作に近いと思う。これはもう開き直って楽しむべきか。
7月
外装も内装も手持ちのパーツでどんどんオリジナルに戻す。
6月のカモネギさんに続き、
悠太郎Mさん来札。
8月
なんとか去年に続き2台でFrench Blue Picnic2015に参加。
なんと今度は、クルマ道楽の権化(?)、
新兵衛さんが!何年ぶりかでZXに乗って頂く。
9月
マフラー、フロント足廻りと優先順位の高いものを一気に片付けてそのまま車検へ。はじめて車検整備依頼。タイミングベルトは完全に終わっていたとのことで即交換。ウォーターポンプ、テンショナー、クランクプーリーを同時に交換。
2年延長。
安全対策。
10月
深夜の緊急オフ。Alfa147+ZX+ZX。謎。
本命その2のC4。エンジンはやっとBMWの呪縛から解放されEATも悪くない。ただ、ドライバーズシートを自分に合わせ、そのままその後席に座ってスペースに問題がないか確かめるという、いつもの「トーチャーテスト」では後席ヘッドクリアランス不足で大幅減点。BXがブレークじゃないと使い物にならないと思ったのを思い出した。やはりピカソかガラスルーフなしのセダクションか。まだ考える時間は十分ある。はず。
自覚していないが、流石に忙しかったらしく気づいたら毎日見ているはずのイチョウ並木の葉が散り始めていた。
サスペンションをリフレッシュしてから夏タイヤが終わっていることに気付き、怖くなって早めにスタッドレスに。乗り心地もグリップも良くなった。次の夏タイヤはどのホイールにしようか。
増毛町まで久しぶりのドライブ。といっても出張に便乗しただけ。パートナーの仕事中にわたしは酒蔵へ。
ソフト99で純正カラーを作ってもらう。20年もののフランス車に対応したカラースプレーをつくってくれるというのは、なかなかすごい。寒くなってしまったので、来春以降の楽しみに。
11月
イタフラプチオフに途中参加。何という組み合わせ?
そして、11月13日。パリでの同時テロ。1995年に渡仏する際はそれなりに覚悟していたが、今回はその比ではない様子。幸い知り合いに被害者はいないが。各々のフランス人たちがどうなのかは別としてフランスという国は明らかにあらぬ方向に向かっている。日本もどうだろう。
12月
突然街中でシャッターを切られ、何事と思っていたら「犯人」は
カロ好きさん。ちょっと日本らしくない風景に見えるような。。。
今度はプロフ写真でも撮ってもらおうかな。
日本車と次世代自動車に挑戦しようとして挫折。。。
と思ったら、とんでもないダークホースが!でも生産終了。なんでこうなるの?
Kobatakuさんいつもお立ち寄りいただき、ありがとうございます!
ウチに来てから10年間外装は放置だったZX。ほんの少しだけ化粧直しのクリスマスプレゼント。
オリジナル塗装を極力残したいので、全塗はなし。暖かくなったら、作ってもらったスプレーで少しずつ化粧直し。
塩害と戦い、生傷の絶えないC5。やっと近くに洗車場を発見し、冬期間も安心かな。
ライト周りをなんとか年内に片付けて。
さあ、こっちはどうする?
つづく
オンオフ問わず、関わって下さった皆様ありがとうございます。来年もよろしくお願いします。