iceGUARD 6 iG6→Primacy4

4月上旬にタイヤ交換をしたのは初めてです。まだ積雪の可能性がありますが、iceGUARDで走るのはもう限界です。Primacy4に戻して、操作性、乗り心地が劇的に良くなりました。

FL/FR　3.8mm/3.8mm
RL/RR　3.8mm/3.8mm

前オーナーが装着していたものですが、自ら日本メーカーのスタッドレスを購入することはありませんので、試すのに良い機会でした。

Primacy4は純正サイズの215/55R18です。iceGUARDは2インチダウンした（DS3 CBには設定されていないサイズ）215/65R16です。

エアボリュームも増えるので柔らかい乗り心地を期待していたのですが、18インチのPrimacy4より荒れた路面からの衝撃を強く受けます。また、轍を乗り越える際は、左右に大きく振られコントロールができません。まるでバイアスタイヤの様な挙動を示します。

おそらくサイドウォールが硬く、エアボリュームが大きいことから、一定以上の横方向の力がかかると急にたわんでしまうのではないかと考えます。前後と左右のバランスの悪さは、30年前に乗ったヨコハマ初代スタッドレスGUARDEXを思い出させます。また、ノイズも大きく長時間の走行では疲労の原因となります。

タイヤ交換の結果は予測通り、突き上げはマイルドになり安定性、コントロール性も比較にならない程良くなりました。
今回はタイヤ自体の影響が大きいですが、
DS7 CBも17インチで非常に扱いづらくなりました。過度なインチダウンは望ましくないと思います。DS7 CBなら純正の18インチが、DS3 CBなら純正の17インチが下限でしょう。

かなり酷評しましたが、平滑なアイスバーンでのブレーキング、トラクションに関しては印象が良かったです。

ハンドリングやノイズが問題にならない市街地での使用がメインの場合は良いタイヤだと思います。

来シーズンは17インチにアップしノキアンを履かせます。

交換工賃：¥2000
預かり料金：￥3000

ODO:31537km

作業：湊自動車工業

追記：純正タイヤがエクストラロード規格のLI99でice GUARD 6がJATMA規格でしたので、標準指定ETRTO XL 220kPaはJATMA規格では180kPaになります。硬くなっていた理由はサイドウォールではなく単純に空気圧設定を高くしていたからでした。再評価のためには正しく設定しなければ判断できません。

ただし上下方向に硬かったのは理解できますが、横方向によれるのは空気圧が高かったことでは説明が付きません。乾燥路面での評価なので滑っている訳ではありませんし。ということで履き替えは予定通りにします。

追記2：日本製のice GUARD 6はJATMA規格だと思っていたのですが、サイドにE4のマークがありました。ということはETRTOスタンダードということです。再度計算すると200kPaです。これで+20kPaで使用していたことが判明したので、上記特性は概ね合っていたことになります。