悠太のブログ一覧

大震災から10日経ちました。
被災された方々には心よりお悔やみ申し上げます。
我が家もしばらく断水が続いていたため、実家に疎開してました。
その関係で久しぶりに更新となりました。

さて、私が地震に遭遇したのは港区にある会社のオフィスででした。
勤務場所は超高層ビルの中ほどの階にあるため、揺れ方が尋常ではなかったです。
これはただならぬ事態と即座に思いました。
机の引き出しが外に飛び出し、立っていることができないほどの揺れでした。
東京は震度5強でしたが、ビルの上では明らかに6弱程度はあったと思われます。
しかも揺れが長く、超高層ビル特有の揺れで、気分が悪くなった人もいたようです。
速攻で家族の安否確認をしようにも携帯は全くダメ。
メールを打って嫁から2時間ほど経ってから無事のメールが来たときはどれだけ安心したことか。。。
八戸の祖母の家も連絡が取れました。

家に帰ろうとしても、当然、電車は動いていません。
いわゆる帰宅難民っていうやつです。。。
数十キロの道のりを徒歩で帰る人も多かったですね。
港区のオフィスから自宅までは20㎞ほどあります。
家族の無事が確認できたので、この日は会社に泊まることにしました。
変に動いて路頭に迷うよりはライフラインも確保されたオフィスの方が安全との判断です。
翌朝、電車が動きたしたことを確認して、自宅に戻りました。

地元に帰ってくると、想像もできない光景が目に飛び込んできました。
液状化でいたるところに水が溜まり、泥に埋もれている車もありました。


幸い、Ｑちゃんは無事でしたが、私の実家や嫁の実家へ物資を運ぶ救援車と化しました。。。
ガス、水道などのライフラインは昨日全面復旧しましたが、水が自由でない生活というのはとても
大変だということを痛感しました。特に我が家のように小さな子供がいる家庭は大変です。

今回、「液状化によるライフラインの遮断」という被災生活を１週間ほど体験しました。
しかし、津波に襲われた東北の太平洋側沿岸部は比較にならない甚大な被害に見舞われました。
三陸方面は５年ほど前に、松島～牡鹿半島～女川～気仙沼とドライブをしました。
とても海岸線が美しい場所でしたが、今回の大津波で光景は一変したと聞いています。

そして、多くの方が亡くなり、未だに１万人以上の方が行方不明になっています。
避難所の惨状がテレビで映し出されるたびに心が痛みます。
特に赤ん坊に飲ませるミルクが無いという状況は早急に解決しなければなりません。
自衛隊のヘリや特殊車両をバンバン活用してほしいです。
そのための税金は一切惜しみません。

微力ながら募金にも協力したいと思っています。
とにかく、１日も早い復興を願っています。