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2022年01月13日 イイね!

2021年の新車 BEST5

2021年の新車 BEST52021年に登場したニューモデルの中から、私のベスト5を選び、好き勝手に書きたいと思います。

対象車は、2020年11月1日から2021年10月31日までに発表または発売された乗用車。日本カー・オブ・ザ・イヤーの流儀に則る事とします。

しかし、コロナ禍でなかなか新車に触れる機会がなく、残念ながら試乗は一台も叶わず。
乗っていないので走りには一切言及が出来ないことを、先にお断りしておきます。

主に商品企画やデザイン、ユーティリティ面で、私見を書き連ねていきます。


それでは第1位から。


1. ホンダ ヴェゼル

私はすっかりこのクルマの虜になってしまった。

まずコンセプトがいい。商品の解説を読んでみると「AMP UP YOUR LIFE」をキーワードに、「自信を持って運転できること」や「美しい所作」「共感」「爽快」といった文言が並ぶ。

私たちは大量消費の時代を生きてきた。昨今の新型車に限らず、この世の中全般に蔓延る、自己主張の激しい演出過多に些か食傷気味だった私にとって、自然体の姿勢がとても響いたのだ。

クリーンで上品なデザインは、街も山も海も、買い物も旅行も、老若男女、冠婚葬祭、どんなシーンにおいても嫌味がない(本来、大衆車はそれが当たり前であってほしいんだけどね)。

無駄な装飾を排し、フレームレスとしたボディ同色グリルは新鮮な印象。ボディにも無駄なラインが無く、つるんとしている。非常にモダン。

このクルマ、外で見るとちょっと不思議な存在感がある。水平なボディラインを基調に、エッジと丸みのコントラストが面白い。やけに浮遊感もある。
どことなく、かつてのHR-V(私の元愛車)を想起させる。そこもかなり惹かれたポイントだ。

結構攻めていて個性的なのに、ミニマルで自然体に見せるスタイリング。
初見で「おっ、いいね」と思わせ、じっくり見れば見るほど味わいを感じるデザインは、日本車ではそう多くない。

インテリアデザインもスッキリしており、質感も高い。とはいえ先代ヴェゼルのインパクトを思うと、物足りない人も居るだろうけど。それにしても、余計なノイズのないインテリアというのは好感が持てる。

内外装とも、安心安全に直結する“視界の良さ”という重要な機能性を追求しながら、ミニマルなデザインに落とし込んでいるところに魅力を感じる。


ラゲッジスペースの使い勝手や、リアシートの広さは外見から想像する以上のものだった。とくにリアシート足元はラージセダン並み。
こういった空間マジックは「M・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想」のホンダらしいところだ。

成功作と言える先代型から大胆な変化を遂げているが、スタイリッシュな割には実用性が高くて扱いやすいSUVという、ヴェゼルならではの美点はしっかり引き継いでアップデートしている。

何よりも、日常の生活を豊かにするためのデザインや快適性に重きを置いた、という開発思想に惹かれる。
国産のクロスオーバーSUVもいろんなモデルがあるけど、今度のヴェゼルはなんだか明るくて、爽やかで、優しい。

クラスレスで上品な雰囲気を持つ、実用性の高い乗用車。
私はこのクルマを見て、セダンやハッチバックに乗っていた人たちが今後ますますSUVに流れていくのだろうな、と思った。



2. ホンダ シビック

今度のシビックでまず嬉しかったのが、新型のワールドプレミアと同時に国内導入が明らかにされ、すぐに発売されたことだ。
先代は海外発表から2年遅れで日本導入。その前の型に至っては、タイプR以外の普通のシビックは日本から撤退してしまっていた。
現行のCR-Vやアコードも海外から数年遅れで、旬の過ぎた頃にようやく日本へ導入。近年のホンダはそんな事を繰り返していたため、今度のシビックの早期日本導入は嬉しい誤算であった。

今回で11代目となる新型シビック。国内向けは日本で生産され、先代から引き継がれた1.5LターボエンジンにCVTまたは6速MTを組み合わせる。

ボディタイプは5ドアハッチバックに集約され、セダンは海外専売となってしまった。しかし、先代の販売状況やハッチバックのデザインのスタイリッシュさを考えると、納得は出来る。

今度のシビックは、「爽快シビック」というグランドコンセプトが掲げられている。
このクルマを見て、触れて、乗った人が爽快感を味わえるように。そんな狙いでデザインされたという。

内外装はスッキリと上質で、美しい。きっと年月が経っても飽きの来ないデザインだろう。
どこか昔のシビックやアコードに通じる雰囲気もあり、ほっとする。かなり好みだ。とくに後ろ姿は、近年の国産車の中でも指折りの格好良さだと思っている。


低く身構えたスタイリッシュなデザインでありながら、何気に使い勝手への配慮が行き届いているところも、このクルマの大きな魅力だ。
運転席からの視界がよく、ゆったりと安心してドライブ出来る環境作り。リアシートも、外見から想像する以上に広々している。

そしてラゲッジスペースにも見所が多い。ハッチゲート開閉の際、ユーザーの動線がなるべく小さくなるよう工夫がなされている。
取っ手は左右に2つあり、左利きにも優しい。さらに内側にも取っ手があるという親切設計。
横に引き出して使えるトノカバーも素晴らしいアイデアだと思った。作り手の優しさが感じられる。


地味ながらこういった部分がしっかりデザインされていると、より好感度が高まるのだ。

ただし、バリエーション展開には不満がある。
国内向けには1.5Lターボの上位グレードしか設定されなかったため、スタート価格が300万円超えの高級車になってしまったこと。

そしてホンダを代表する主力車種でありながら、今後のホンダの主力パワートレインとなる筈の「e:HEV」が最初から設定されなかったこと。
もしかすると、先行デビューした1.5Lターボは趣味性の高いスポーティ仕様という位置付けで、今後追加されるe:HEVには普及版のグレードも設定されるのかもしれない。そうであってほしい。

「e:HEV」と「タイプR」は、来年デビューと公表されている。
ここ数世代、日本では右往左往していた印象のシビックブランドだが、ホンダとしてはこれからも日本でしっかりと育てていく気があるようだ。今後の展開を楽しみに待ちたい。



3. ホンダ N-ONE

なんてことだ。ベスト3がホンダで埋め尽くされてしまった。どうやら最近のホンダのシンプル&ナチュラル路線は、ことごとく私のツボを突いてくるようだ。

正直に申し上げると、まさか2代目N-ONEが登場するとは思わなかった。しかしフルモデルチェンジしてくれた。いちファンとしては、まずそのことが嬉しい。しかも、6速MTまで登場。ホンダの上層部にN-ONEを贔屓している人がいるのかなと思うほど、優遇されているように感じる。



ただしコストカットは徹底されている。ボディはまさかの旧型から流用。これで本当にフルモデルチェンジ?と思ってしまうほど、見た目は変わっていない。
先代のデザインが非常に好評だったから、もし変えるとしてもMINIのように、超キープコンセプトになったのは間違いない。それならば、いっそ流用してしまえと。下手に変えるよりいいじゃないかと。そんなところだろう。


それでも、灯火類や樹脂パーツの変更でモダンな印象になっている。これがなかなか効果的で、ボディ骨格は変わっていないにもかかわらず、先代より低く踏ん張って見える。
奥目で正面を見つめるヘッドライトもいい塩梅。制約の多い中で、N-ONEの魅力を引き立てた巧いモデルチェンジだと思う。

一方、インテリアは他のNシリーズのパーツの集合体のようで、テーマ性という意味では少し疑問符が付くものの、なるべくコストを抑えながら全面刷新された。


N-ONEはデザイン重視の軽自動車だが、室内は広く、ラゲッジの使い勝手も意外にいい。この美点は新型にも当然しっかりと引き継がれている。
助手席の足元が広くなったのは、旧型ユーザーとしては羨ましい限りだ。

そう、旧型ユーザーから見ても魅力的な仕上がりとなっているのだ。類い稀なる超絶キープコンセプトながら、見事なモデルチェンジといえよう。

ユニセックスでタイムレスなデザインの軽自動車というのは、貴重な存在。今後も永く愛され続けてほしい。



4. 日産 ノート

日産入魂の一作という意気込みが伝わってくるのが、何よりいい。
近年、会社としては何かとネガティヴな話題が多かった上に、日本軽視としか思えないくらいラインナップを削りまくっている日産だが、久しぶりに国内市場でいいクルマを出してきた。

明確にフルモデルチェンジ、まさに「全面改良」だと実感する。日本のユーザーのために、力を入れて開発されたというのがよくわかる。



3代目となる今度のノートは、車格感が飛躍的に向上した。

全体的にスッキリとしたテイストながら上質感がある。引き算のデザインを意識しつつ、細部に拘ることで“いいクルマ”の雰囲気がちゃんと漂っている。
この点はヴェゼルやシビック、近年のマツダ車にも感じるところで、2021年現在の自動車のトレンドと言えそうだ。

中でも、上級モデルの「オーラ」はかなり面白い。“プレミアム・コンパクト”、要するに“小さな高級車”を目指して開発された。
こういったコンセプトは日本車の苦手とする分野だが、オーラはかなり上手くいっていると思う。

インテリアのセンスの良さにはクラっと来てしまった。ファブリックを効果的に使用し、新しい時代の高級を感じさせる。


エクステリアも洗練されており、新型ノートシリーズの本命といった印象。3ナンバーのワイドボディを採用し、ボディ側面がふっくらして情緒感が出ている。

上位車種から乗り替えても満足出来そうな、クラスレスなコンパクトカーに仕上がった。



パワートレインは日産お得意の「e-POWER」一本に絞ることで、尚更クラスレス感が出た。その分、価格帯もかなり上がってしまったが…

目玉装備のプロパイロットは、ナビとセットオプションで40万円以上する。これを選ぶだけで価格が跳ね上がり、とてもコンパクトカーとは思えないお値段となる。見積りを前に、少し引いてしまうかもしれない。

とはいえ、スポーツモデル、プレミアムモデル、クロスオーバーモデルなど、幅広い層に訴求出来るバリエーション展開は魅力的。


かつてサニーやティーダ、ブルーバードシルフィあたりに乗っていたユーザー層の受け皿として、やっと最適なモデルが登場したと思う。
3ナンバーボディのオーラならば質感の面で相当満足度が高まり、ティアナあたりの上級セダンから流れてくる人も多そうだ。

もちろん、これだけの商品力があれば新規顧客の獲得も期待出来る。

新型ノートシリーズは良いなと思う反面、日産の国内販売をノートに頼り過ぎな現状もある。ノートにだけ注力しているから、気合が入るのも当然といえば当然で、手放しに褒められない複雑な心境だ。
乗用車の需要はこれ一台で賄うぞ!という事ならば、素直に喜べない部分もあるにはある。

今後、日産が再び日本でのプレゼンスを高めたいならば、こういうクルマをどんどん投入していくほかないだろう。



5. トヨタ カローラクロス

とにかくコストパフォーマンスの高さに驚いた。CセグメントのSUVが199.9万円〜というのは、結構なインパクトがある。

他のカローラ同様、GA-Cプラットフォームをベースとし、今どきのクロスオーバーSUVど真ん中をいく、大き過ぎず小さ過ぎないパッケージを構築。

同クラスの「C-HR」のようなクーペ風のシルエットなどは採用していないので、視界が良く、室内は充分な広さを確保。リアシートを倒せば車中泊が出来るぐらいのスペースが広がる。フル乗車時の荷質容量もクラストップレベルなので、万人に受けるだろう。

全幅が1,825mmと、カローラを名乗るにしては大きいのが少し気になるものの、最小回転半径は5.2mに抑えてある。SUVとしてはかなり取り回しがいい。

トヨタの伝家の宝刀であるハイブリッドも当たり前のようにラインナップ。クラストップの低燃費を当たり前のように叩き出す。
価格を抑えたガソリン車も設定し、幅広い層にアピールする。さすがカローラだ。

デザインもなかなか悪くない。日本独自仕様のフロントフェイスに関しては、最初はどうも微妙な印象だったが、だんだんと好きになってきた。
トヨタにしては優しい表情で愛嬌も感じられるのが良い。コアラみたいだ!

インテリアの質感は、価格を考えれば上出来。基本的には他のカローラシリーズと共通化でコストカットしながら、SUVらしく縦の流れを強調したセンターコンソール等で、上手く差別化を図っている。

全体の印象としては、ときめきはしないけれど、なかなか良いじゃないかと思える。多用途に使えるバランスの良い乗用車だ。

カローラのくせに少々格好つけすぎな印象のハッチバックやセダン、ツーリングと比べると、カローラクロスの少し背が高いパッケージはファミリーにも向く。老若男女みんなが選びやすい内容。ある意味とてもカローラらしいではないか。

このクルマに関して、私は褒めちぎるほど心を奪われたわけではない。思い入れなどは特にない。しかし、あまりの総合力の高さに驚かされたのだ。
自分では欲しくならないけど、周りには積極的にオススメ出来る。
ソツのない作りで、競争力のあるプライス。無味無臭かもしれないけど、大きな不満もない。そう思えるクルマが、果たして世の中にどれほどあるか?
世界のトヨタの主力車種カローラここにあり、という貫禄さえ感じるのだった。

このカローラクロスの登場により、トヨタは完全無欠のSUVフルラインナップが完成したといっていいだろう。かつて90年代のセダンがそうであったように。今も昔も、やはりトヨタは強い。底力を見せつけられた。

ミニバンタイプを除けば、現代のファミリーカーの定番はクロスオーバーSUVと言えるくらい、今このジャンルは支持されている。
令和のカローラのど真ん中は、このクルマになっていくのかもしれない。



というわけで、
2021年の新車ベスト5は

1. ホンダ ヴェゼル
2. ホンダ シビック
3. ホンダ N-ONE
4. 日産 ノート
5. トヨタ カローラクロス

と相成りました。
ホンダのデザインがじわじわキテます。そして、珍しく国産車だけのランクインとなりました。

思えば、ここ2年、新車の展示イベントはことごとく無くなりました。かといってディーラーにもなかなか気軽に行けず。新車に触れる機会が少ないから、どんどん疎くなっていきます。

さてさて2022年はどんな年になるやら。
Posted at 2022/01/13 17:22:35 | コメント(0) | トラックバック(0)
2021年12月29日 イイね!

2021年のドライブの思い出

2021年のドライブの思い出2021年の思い出深いドライブを写真で振り返ります。

前半はコロナ禍でなかなか遠出する機会がなかったなぁ。


1月、京都美山へ。初めて行きました。
このくらいの雪でも物珍しくてテンション上がる大阪府民です。


春。あんまりガッツリ花見などは出来ず。


一気に夏。

SX4のエアコンが故障し、修理も高くつくので放置。
真夏は灼熱地獄ドライブでした。
窓全開でも暑かったなぁ〜

避暑地を求めて生石高原へ。

和歌山の山奥にて。


紀の川でまったりピクニック。


そして秋。

ようやく、久しぶりの旅行。
京都北部へ行きました。

天橋立。
関西在住ながら、何気に初めてでした。

伊根の舟屋。



秋以降はアクティブでした。

伊吹山ドライブウェイ。

琵琶湖畔をドライブ。

久しぶりに一人で長距離ドライブ。
SX4最後のいい思い出になりました。

そして、いよいよSX4とお別れ。

お世話になった友人のSX4と、最後の2ショット。


今年2度目の生石高原。

すすきを見に行きました。

自然に癒されました。


そして、秋の京都!

定番の渡月橋。

伏見稲荷。




今年は数は少ないながらも、定番の観光地にあちこち行けたので、なんだかんだ充実してたかな〜と、振り返ってみて思いました。

2022年は更にいい年になりますように!
Posted at 2021/12/31 07:43:48 | コメント(0) | トラックバック(0)
2021年12月29日 イイね!

SX4、惜別。

SX4、惜別。
少し前の話になりますが、ブログに書き記しておこうと思います。


約4年乗ったSX4とお別れしました。



見た目も走りも良く、おまけに珍しい。
とても気に入っている愛車でしたが、なぜ4年で手放したのか。



そもそも、そんなに長く乗るつもりはなく、いずれイタフラ車にでも乗り替えようと思っていた、ということがまず一つ。

そこにきて、オイル漏れや警告灯などマイナートラブルが頻発していたところに、エアコンの故障が追い討ちをかけました。



しかも、修理には少しお金が掛かる感じでした。仕方なく、そのまま乗り続けました。

真夏、40℃の炎天下でエアコン無しは正直キツかったですよ。一度、軽い熱中症になりましたもの。



一番しんどい夏を何とか乗り越え、これでまたしばらく乗っていられるかな?とも一瞬思いましたが、この国でエアコンの故障はやっぱりキツいな〜と。
忘れがちですが、曇り取りも出来ないわけで。冬も困る。うん、やっぱりキツい。

そして車検の時期が近付いてきました。
今後安心して乗れる状態に持っていくとなると、結構お金が掛かりそうな感じで。

次は弟にでも乗ってもらう算段でしたが、敢えなく断念。

あの時期は私のメンタルの不調もあり、もはや満身創痍でありました。



2021年の10月。車検のタイミングで、完全に手放す事を決断。

けっこう寂しかったですが、そういうタイミングだったという事ですね。



ありがとう、SX4!!

Posted at 2021/12/29 23:44:19 | コメント(1) | トラックバック(0)
2021年10月13日 イイね!

お久しぶり?初めまして?

お久しぶり?初めまして?500000000年ぶりぐらいにみんカラのマイページを開きました。

今の状況と違っている部分などを更新しました。

500000000年前の自分、結構頑張って文章とか書いてたんだなぁ、などと思いました。

また気が向いたら更新しますね。

Posted at 2021/10/13 23:08:31 | コメント(0) | トラックバック(0)
2020年12月23日 イイね!

2020年の新車 BEST5

2020年の新車 BEST5
私が好き勝手に選んだ
2020年の新車 BEST5

(対象車は、2019年11月1日から2020年10月31日までに発表または発売された乗用車。日本カー・オブ・ザ・イヤーの流儀に則る事とする。)


1. マツダ MX-30

やっと日本車でこんなクルマが出たか!と感激した一台。今年のNo.1どころか、自分の中では、ここ数年の国産車でトップレベルにお気に入りのクルマだ。

日本車で本物のプレミアムコンパクトの誕生を待ちわびていたのだが、やっと現れたかもな〜と思っている。

一見地味だが、見れば見るほど、知れば知るほど、魅力にどんどんハマっていく奥ゆかしきクルマ…それがMX-30なのだ。

まずは開発思想に惹かれた。「自然体」「自分らしく生きる」「気持ちが整う」とか、やたらと精神論が多いのが面白い。今の私の気分に、とても合っている。

立ち気味のAピラーに水平なボンネットなど、自動車の普遍的なカタチを大切にしているのもお気に入り。
見れば見るほど愛嬌が出てくる。たぶん恋に近い。
スポーティだとか立派に見えるとか、そういった価値観から一線を引いているところに深く共感を覚える。
わかりやすいものじゃないからこそ素敵だ。

じつは自動車関係のツテで、“マツダ社内の一部でベリーサと呼ばれている新型車がある”といった噂を数年前から小耳に挟んでいたけど、このMX-30の事だったのかなぁ…と思う。
マツダの主流と少し違った癒し系のスタイルに、かつてのベリーサと近いものを感じるのだ。

他のマツダ車と毛色の違うデザインで、あまり周りと被らないというのも、所有する上で満足度を高めてくれそう。

MX-30は一般層には魅力が伝わりづらいし、売れにくいだろう。
しかし、失敗が許されず、“遊び”のある車、敢えて“ハズした”車が少なくなってしまった今、このような面白い車種を発売する姿勢を高く評価したい。多様性が豊かさを生むのだ。
ニッチかもしれないが、マツダブランドがこれから目指していく方向性を考えると、MX-30は必要なモデルだ。

今後、MX-30はマツダブランドにおける電動化戦略のトップバッターとして進化を続けていくと思われる。
それこそかつてのベリーサや、国外では同じMXシリーズに属するロードスターのような、ロングセラーモデルになりそう。
でも大丈夫。このデザインはきっと色褪せないだろう。



2. シトロエン ベルランゴ

日本導入を熱望していたクルマがついに登場。

この手のユーロバンといえばルノー・カングーがいち早く日本に参入し、大人気となっている。長らく日本ではカングーの一択だったが、シトロエン ・ベルランゴとプジョー・リフター、まさか2台揃って進出してくるなんて、夢のようだ。

個人的には、ベルランゴのヘンテコリンで明るい雰囲気に猛烈に惹かれる。
C3そっくりのフロントフェイスは、最初は若干の違和感があったものの、今では惚れ惚れするほど気に入っている。

インテリアのデザインセンスも、流石フランス車だな〜と唸ってしまう。
商用車ベースなので機能性は折り紙付き。それに加えて、乗用車として満足出来る演出がしっかりと施されている。



カングーより価格は高いものの、こちらはディーゼルにアイシン製8速ATというパワートレインが魅力的。快適/安全装備も充実していて、モデル末期のカングーとはやはり世代が違う感じがする。
とはいえ、カングーにはカングーならではの朴訥とした魅力があるんだけどね。

次期カングーはらしさが薄れちゃったし、ベルランゴ/リフターに流れるユーザーも居るかもしれない。

初回限定モデルはあっという間に完売してしまったという。
カングーのように、日本におけるシトロエンの販売を牽引するヒットモデルに育つことを期待したい。そうなる資質は充分に備わっていると見た。



3. ホンダ フィット

親しみやすく優しいデザインに生まれ変わったフィットを、私はいたく気に入っている。
まず間口の広いベースモデルを作り、そこから派生型として、様々な個性を持ったタイプを用意し、幅広いユーザーにアピールする。
これぞベーシックカーの在るべき姿!と思った。


立派に見えるとか、スポーティで速そうだとか、そういう価値観から脱し、人間の気持ち良さにフォーカスしたという“癒し系”の開発思想に私は深く共感する。

デザインはすっきり。内外装は全体的に優しくて、柔らかい印象。
視界が良く、開放的で清潔感のあるインテリアは、触れるほどにデザインの説得力が増す。

中でも、極細のAピラーは素晴らしい。視界の良さは日々の安心感に直結する。こういう地味な部分にこだわった優しい設計こそ、ベーシックカーの在るべき姿だと思う。

愛嬌のあるフロントマスクも結構気に入っている。柴犬っぽい人懐っこさがある。
怖い顔、攻撃的な顔のクルマはもうお腹いっぱいだ。

ホンダは特に顕著だが、最近は少しずつシンプル・クリーンな、引き算のデザインがトレンドになってきて、ホッとしている。

もっとこういう優しいクルマが増えてほしい。



4. Honda e

このルックスはズルい。秀逸なスタイリングだけでも買う価値のある一台。

愛くるしいエクステリア、未来感と安らぎのテイストが共存したインテリア。
シンプルで、それでいて鮮烈なインパクトのあるデザインは何とも魅力的だ。


このクルマの存在意義はEVであることなのだが、あまりにもキュートなので、EVじゃなくてもいいから欲しくなる。
300km以下という航続距離は大いに不満なので、エンジンを載せた仕様が欲しい。絶対に出ないだろうけど。

そういえば後輪駆動なのも、クルマ好きとしてはグッと来てしまう。モーターの強大なトルクと鼻先の軽さで、下手なスポーツカーより楽しめそう。

航続距離以外の大きな弱点は、リアシートとラゲッジがかなり狭いこと。要するに実用車のパッケージでは全くない。スペシャリティカー的だ。
ホンダらしいかと問われると、MM思想がまるで感じられないので、多分きっと本流ではない。

それにしても、やっぱり魅力的なルックスなのだ。あまりにも愛くるしい。これはズルい。



5. トヨタ ヤリスクロス

トヨタの会心の力作「ヤリス」シリーズ。その中で私が一番気に入ったのはSUVモデルの「ヤリスクロス」だ。

ヤリスクロスはデザインが上手い。ハッチバックのヤリスと差別化しつつ、しっかりヤリスファミリーに見えるし、RAV4やC-HRといった一連のトヨタSUV群の仲間としてもちゃんと認識出来る。

派手なキャラクターラインや小手先の加飾などに頼らず、面の構成による塊としての存在感で勝負している。そこら辺に若干フランス車っぽさを感じる。最近のトヨタ車にしてはスマートな印象だ。

街で見掛けると、ちょっとハッとするほど格好いい。ルノーとか、テスラとか、その辺に近い雰囲気を纏って見える。
宇宙人っぽい顔付きは好みが別れそうだが、吊り目に大きなグリルの怖い顔ではないのがいい。シンプルで上品だ。
リアフェンダーの張り出しっぷりもかなりの迫力だ。存在感があり、見所の多いスタイリングだと思う。

荷室の使い勝手のよさも高く評価したい。見た目重視かと思いきや、しっかり広い。左右2分割で高さを変えられるデッキボードや、4:2:4で分割格納出来るリアシートが特徴。


個人的に、ヤリスクロスには何となく、ファンカーゴの匂いを感じる。ヤリスをベースに流行のカテゴリに参入する派生モデルで、ファミリーユースにも対応する。専用設計ながら、ハッチバックと共通性のあるヨーロピアンスタイルを纏う。
パッケージ的にはistに近いが、商品ラインナップにおけるポジショニングとデザインテイストは、かつてのファンカーゴに近いと感じている。

ちょっと話が逸れたが、ハッチバックのヤリスより実用性が高く、デザインもシンプルに見えるヤリスクロス。なかなか魅力的だと思うのだ。



以上。


というわけで、
2020年の新車 BEST5 は

1. マツダ MX-30
2. シトロエン ベルランゴ
3. ホンダ フィット
4. ホンダ e
5. トヨタ ヤリスクロス

と相成りました。
Posted at 2021/12/24 02:57:23 | コメント(0) | トラックバック(0)

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