ボディカラー : ブラン バンキーズ
ルーフカラー : ルージュ カルメン
2012年式、前期型。
ホワイトを基調にしたエレガントな内外装がお気に入りです。
【概要】
シトロエンのコンパクト・パーソナルカー。「C3」の2世代目をベースとする3ドアハッチバック。
元々は「C3クーペ」として企画が持ち上がり、同社が新設したプレミアム・ライン「DS」ブランドの第1弾を飾るモデルとして2009年にデビューした。
ボディやルーフ、インテリアカラー等を自由に組み合わせられる「ビークルパーソナリゼーション」を採用。
エンジンはBMWとPSAが共同開発した直列4気筒1.6L(通称プリンスエンジン)が用いられ、自然吸気とターボを設定。
日本仕様の前期型は、自然吸気に4速ATの「Chic」と、ターボに6速MTの「Sport Chic」がラインナップされた。
【エスクテリア】
シトロエンが拘ってデザインしたクルマなので、あちこち見所いっぱい。
特徴的なBピラーにフローティングルーフをはじめ、よく見ると繊細な造型のボディパネル、ふっくらしたリアフェンダー、取っ手が飛び出したメッキドアハンドル等々……
とくにDS3の独創的なスタイリングを堪能出来るサイドビューは、ずっと眺めていられる。
【インテリア】
車内はなかなか居心地がいい。決して広くはないが、この種のクルマにしては大きめの窓で閉塞感も無い。リアシートも乗り込んでしまえば思いのほか居心地がいい。
ホワイトのインテリアパネルは妥協せず拘ったポイントで、エレガントな気分を味わえる。シルバーが効果的に使われたステアリングも美しい。
プレミアム・コンパクトカーを狙っただけあり、ソフトパッドや光り物が適度に奢られたインテリアの仕立ては満足度が高い。運転中に何度も触れるレバーやスイッチ類の操作フィールに、それとなく上質感が漂うのも嬉しいポイント。
【シート】
これが本当にすごい。疲れていてもこのクルマに乗り込めば回復するほど。500kmぶっ通しで走り続けても腰痛にならないクルマは初めてだ。
【使い勝手】
3ドア車なのでドアが大きく重いとか、リアシートへの乗降性が悪いとか、定番のネガはあるが、このタイプのクルマにしては使い勝手はマシな方だと思う。
運転席からの視界がよく、前後左右の目視が比較的しやすい。窓が大きい利点がここにも効いてくる。
車幅は1.7mを僅かに上回るため3ナンバーになるが、充分コンパクトで日本の市街地でも持て余す事は無い。残念ながら小回りはあまり効かないのだが。
ラゲッジスペースは意外に広く、普通のBセグメント・コンパクトカーと何ら遜色ない。不満点は物入れが少ない事か。
【走り】
流石シトロエン、クセになる走り。一般道をただ流してるだけでも楽しい。路面をしっかり捉えて、ひたひたと走る。
ステアフィールはややソフトタッチで、低速域での軽さは好みが分かれるところかもしれない。ただ不安定というわけではなく、ゆらゆら揺れるのに芯がある、独特のフィーリングだ。
4速ATの「AL4」はなかなかの曲者。低速域でギクシャクしやすいため、渋滞の多い日本の市街地では不向きな感じがする。ただしコツを掴めばスムーズに走らせることは可能。かなりダイレクト感のある変速が味わえる点は、運転好きなら肯定的に捉えられるかも。
アクセルを踏めば勇ましい排気音とともにトルクフルに加速してくれるから、ターボでもMTでもない普通のFF車の割には結構スポーティな走りが楽しめる。
そして、直進安定性は抜群。時速70kmを超えたあたりから、完璧に調律が取れたような、無双になれるような感覚がある。秀逸なシートと相まって、どこまでも走れる気分になる。
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何より、駐車場に戻ってきて愛車を見つけた時「ああこれに乗って帰れるのか」とテンションが上がる。
殺風景な日常に豊かさをもたらす。
私にとってそんなクルマです。