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2015年3月27日（金）朝日新聞 夕刊より以下抜粋…m(._.)m



専用の免許で子どもが運転する本物の自動車が50年前に実在した。こどもの国（横浜市青葉区、東京都町田市）を走っていた「ダットサンベイビー」だ。園内に残っていた最後の1台を日産自動車の社員らが復元。
（中略）



こどもの国によると、開園した1965年から73年まで、ダットサンベイビーはアトラクションの一つだった。死亡事故が多発し、「交通戦争」と言われた時代。「子どもを事故から守るため、未来の運転者に早くから交通教育を」との願いを込めてつくった。

車は2人乗り、国産初のオートマチック車。子どもは運転免許を持つ大人の運転で乗車するほか、「免許証」を取得すれば小学5年〜中学3年は1人で運転できた。



併設の「交通訓練センター」で交通法規や車の構造を学び、指導員の同乗でS字コースなどを走った後、専用コースを1周する。約4万5千人が免許を取った。

車は日産が寄付した。提携していた愛知機械工業が生産した軽自動車「コニー・グッピー」がベース。時速20キロ以上でクラクションのようなブザーが鳴り、30キロになるとエンジンが止まる。

8年間でのべ約30万人が利用したが、こどもの国は車体の老朽化などからアトラクションを廃止。100台あった車のうち1台を園内の倉庫で保管していた。



復元されたダットサンベイビーは今月28日から日産グローバル本社ギャラリーで一般公開される。

これを機に…子どもに…若者に…オヤジに…全ての人々に夢を与えるクルマを再びNISSANから…m(._.)m