見坂峠

見坂峠は美濃市樋ヶ洞と武儀郡武儀町下之保西洞を結ぶ峠で「県道８０号線上」に位置し峠の頂上の標高は２３０ｍで樋ヶ洞側集落の標高が１６０ｍ・西洞側集落の標高が１３０ｍです（＾＾；

以下ＨＰ参照
峠の西側の樋ヶ洞には現在は２～３軒しか家がないがかつてこの集落は30～40軒ほどの規模があったことが考えられる。芝居小屋があったという話や山の中に屋敷あとの石垣がいくつか残っているのも、そのことを物語る。また、樋ヶ洞集落のお宮が現在の集落とは少し離れた人気のないところにあることから、昔は、お宮の周辺にも何軒かの家が集まっていたことが想像される。
　見坂峠の頂上付近に、昔は２～３軒の家があり、酒や菓子を売り食事もできる店もあった。その場所は、高沢観音（武儀町下之保）の裏参道の入り口付近にあり、峠を往来する荷車の人や、高沢観音への参拝者で賑わったという。特に、観音様の命日の日には、見坂峠に向かう樋ヶ洞地区の津保街道を朝から人が続いたという。高沢観音裏参道入り口（西洞地内）や見坂峠に至る樋ヶ洞地内の道路沿いには、高沢への道標となる石仏や観音菩薩がいくつか建てられている。このことから、当時の高沢観音信仰の盛んであったことがうかがわれる。

「見坂峠」
所 在 地：美濃市樋ヶ洞～武儀郡武儀町下之保西洞
お問い合わせ：中部地方整備局岐阜国道事務所
岐阜県岐阜市茜部本郷1丁目３６番地-－１
ＴＥＬ（０５８）２７１－９８１１