2025年03月23日
日中友好議連が訪中するそうなんですけど必要でしょうか?
4月下旬に日中友好議員連盟が訪中するという報道があったのですが、今更訪中
する意義は本当にあるんですかね?水産物の輸入規制の撤廃や牛肉の輸入再開を
訴えると補足されてはいましたが、各県漁連の動きは規制が始まってしまった
中国への輸出は諦めて新規の輸出先開拓のために様々な施策を打って中国以外の
マーケットを開拓していることが報道されてました。いったん始まってしまった
からには簡単に一国の施策を変更することは相当難しいので仕方ないというか、
必然の動きだと思います。どうせなら規制が始まって直ぐに行くべきだと思います。
靖国神社で非礼を働いた迷惑系ユーチューバー犯罪者は、その犯行動機を日本政府が
海に処理水を放出することに抗議した、と言いました。しかし科学的実証で
中国の複数の原発は日本の6.5倍もの放射性物質トリチウムを放出していることが
判明してるのに、その事実に対する抗議もせずただ輸入再開をお願いしに行く
のであれば、昔から揶揄されていたように『土下座外交』と何ら変わりないと
思います。その事実が中国国内で報道されているのかどうかは知りませんが、
日本以上にゆがめられて規制されている国なので正しく事実を報道してない気が
してならないですし、先の犯罪者に対する反応も日本人からすると到底受け入れ
られない好意的なものや、ひどくなると英雄視するものも多かったことを考えると、
既に対策を打っている各漁連から話を聞いて現在進行している施策を支援する形で、
中国以外の輸出先を拡大するために別な国に行く方がまだ良いとしか思えない
ので、今更敢えて訪中する価値はないと思います。そもそも迂回してまで未だに
日本産水産物を有難がって輸入して、高値で食べてる国ですから。
それともSNSで言われているように、ハニトラにかかりたいから超党派であっても
訪中したい、というなら話は別ですけど。自民党総裁選の時に、それまで完全に
忘れていたかのような扱いだった能登地方に総裁候補がこぞって視察に行った
ことも思い出しますが、わざわざ旅費が高くなるGWに合わせて海外視察という
形で税金使って遊びに行く目的だとしか思えないのです。そんなことをする前に
能登地方や岩手県大船渡市の現状を見る方がよほど国民から納得もされ、視察が
本当であればその意義も大きいものになると思うのですが、どうしてどいつも
こいつも旅費がより高くなる時期に、大して成果が出る見通しの無い国に
行きたがるのかが理解できません。報道も監視機能を果たして、行ったはいいが
何の成果があったのかをしっかり報道して欲しいものです。
そりゃー税金は下がりませんよね。支出を押さえる発想が欠如した人たちだけで
国家予算を決めてしまうんだから。
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Posted at
2025/03/24 00:00:25
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